アトレティコvsポルトは後半ATに3ゴールが生まれる激戦に! CL史上2度目の珍記録…初回は?

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7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリーvsポルトが激戦となった。

2022-23シーズンのCLがついに開幕し、グループBでは突破候補と目される2チームがいきなり激突。堅守速攻をベースとするチーム同士の対戦で終始渋い内容が展開される中、終盤にポルトはメフディ・タレミが2度目の警告で退場処分に数的不利に。すると試合は後半アディショナルタイムから大きく動く。

まずは91分、ボックス中央でパスを受けたマリオ・エルモソがシュートを放つと、相手DFに当たってGKの頭上を抜く絶妙なループシュートに。これで先制したアトレティコだったが、95分にそのエルモソが痛恨のハンドでPKをとられてしまう。

これでスコアは1-1。だが、タレミの退場もあり、9分と長めの追加時間が設定された中で迎えた101分、アトレティコのCKで左から上がったクロスをアクセル・ヴィツェルがフリックし、ファーサイドでフリーとなっていたアントワーヌ・グリーズマンが頭で押し込み決勝点。後半アディショナルタイムに合計3ゴールが生まれる激闘はアトレティコが制することになった。

サッカーの様々な統計を管理する『Opta』によれば、後半アディショナルタイムに3ゴール以上記録されたのはCLでは史上2度目のこと。最初は2021年12月のポルトvsアトレティコだったという。アトレティコの1点リードで後半アディショナルタイムを迎え、アトレティコが先に2点を追加。ほぼ勝敗は決した中で、ポルトが意地の1点を返していた。

同一カードで、しかも2試合連続となればまさに珍事。リターンマッチは11月1日に行われるが、同じような激戦を期待したい。