中盤の2人がブライトンの勢いを加速させる ビスマの穴を埋めた刈り取り役と司令塔
ここまでプレミアリーグ6試合わずか1敗と、スタートダッシュに成功したブライトン。今夏は主力の放出も相次いだクラブだが、その難しさを感じさせない勢いを見せてプレミアリーグを席巻している。
今夏大きな移籍だったのが、イヴ・ビスマとマルク・ククレジャの放出だろう。それぞれビスマがトッテナム、ククレジャがチェルシーと同じリーグ内での移籍を決め、戦力の衰退も考えられた。
昨季はトップ下など攻撃的なポジションを務めた同選手は、今季中盤の一角としてチームを支え、アンカーでボールを散らす役目をこなしている。5-2と勝利した第6節のレスター戦でも2得点に加えて、VARによってノーゴールとなったものの豪快なミドルシュートを叩き込むなど、異なるスタイルでビスマの穴を埋めているのだ。
また守備ではモイセス・カイセドが存在感を見せており、今後も多くのビッグクラブが目を光らせていくだろう。圧倒的なボールの奪取力と推進力を誇っており、ブライトンに勢いを与えるMFとなっている。