板倉滉加入の「名門ボルシアMGが誇るベストイレブン」

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シャルケ04を離れた板倉滉が加入することになったボルシア・メンヘングラードバッハ。ドイツ・ブンデスリーガの古豪として知られる名門だ。

今回はドイツ・ブンデスリーガがセレクトしていた「ボルシア・メンヘングラードバッハの歴史上ベストイレブン」をご紹介する。

GK:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン

ボルシアMG所属:1996〜2014年

現在:現役選手 バルセロナ所属

バルセロナでのプレーで世界的に有名になったテア・シュテーゲン。ドイツ代表ではマヌエル・ノイアーのサブではあるが、その実力は誰もが認めるワールドクラス。2009年にボルシアMGとプロ契約を結び、2014年にスペインへと引き抜かれていった。

右SB:ベルティ・フォクツ

ボルシアMG所属:1965〜1979年

現在:指導者

1970年代にボルシアMGが享受した成功の代名詞でもある名DFフォクツ。粘り強いディフェンスから「Der Terrier」という愛称で親しまれた。14年間同クラブで活躍したワン・クラブ・マンであり、さらに伝説的なキャプテンでもある。

CB:ハンス=ギュンター・ブランズ

ボルシアMG所属:1978〜1979、1980〜1990年

現在:SC1920オーバーハウゼン監督

フィジカルの強さと知的なディフェンスを兼ね備えたドイツのストッパー。ボルシアMGでは2回所属し、301試合に出場してなんと55ゴールを決めた。引退後は保険勧誘員として働いたものの指導者としてサッカー界に戻り、現在はアマチュアクラブで監督を務めている。

CB:ダンチ

ボルシアMG所属:2009〜2012年

現在:現役選手 ニース所属

独特のアフロヘアーで知られるブラジル人のセンターバック。所属していた期間は短いものの、難しい状況のクラブに引き入れられて大活躍を見せ、2012年にはバイエルン・ミュンヘンへと引き抜かれることに。活躍するたびに髪の毛もモフモフになっていった。

左SB:ライナー・ボンホフ

ボルシアMG所属:1970〜1978年

現在:ボルシアMG 副社長

2009年からボルシアMGの副社長を務めているレジェンド。ユーティリティ性があるサイドバックで、セットプレーやロングシュートでの強烈なキックもその代名詞であった。1974年のワールドカップでは西ドイツの一員として戦い、祖父の祖国であるオランダを相手に勝利して優勝している。

MF:シュテファン・エッフェンベルク

ボルシアMG所属:1987〜1990、1994〜1998年

現在:前ユールディンゲン05ディレクター、解説者

「Der Tiger(虎)」の愛称で親しまれた闘将エッフェンベルク。強烈なリーダーシップとシュート、そして溢れんばかりの体力で活躍した。ボルシアMGでプロデビューしたあと、バイエルン・ミュンヘンとフィオレンティーナでプレーし、その後復帰。しかもさらにバイエルン・ミュンヘンへ移籍するという珍しいキャリアを持つ。

MF:ローター・マテウス

ボルシアMG所属:1979〜1984年

現在:指導者

ドイツ代表で最も出場試合数が多い「ミスターパーフェクト」マテウス。彼がデビューしたのがボルシアMGであり、若くしてその才能を見せつけた。その後バイエルン・ミュンヘンへ移籍し、ドイツのみならず世界最高の選手に成長していく。引退後は様々なチームで監督を務めたが、2011年にブルガリア代表を離れてからはずっとフリーエージェントである。

MF:マルコ・ロイス

ボルシアMG所属:2009〜2012年

現在:現役選手 ボルシア・ドルトムント所属

ロット・ヴァイス・アーレンでデビューを飾ったあと、2009年にボルシアMGへと加入したマルコ・ロイス。すぐにチームの中心的な選手になり、初年度から8ゴール、2年目に11ゴール、3年目に18ゴールと大ブレイク。ユース時代を過ごしたドルトムントへと引き抜かれていった。

MF:ギュンター・ネッツァー

ボルシアMG所属:1963〜1973年

現在:メディア起業家、コラムニスト

ブンデスリーガの歴史の中でも最も偉大で華やかなミッドフィルダーであった。ボルシアMGの黄金期で全盛期を過ごし、金髪のファッションリーダーとしてピッチ内外での人気を誇った。レアル・マドリーでもプレーしたが33歳で若くして引退し、その後は起業家、解説者、コラムニストとして活躍している。

MF:フアン・アランゴ

ボルシアMG所属:2009〜2014年

現在:解説者

ベネズエラサッカーの歴史上最も優れた選手として評価されるフアン・アランゴ。左足から繰り出される多彩で変幻自在なキック、自由でアイデア溢れるドリブル、そして信じられないようなゴール。マジョルカから加入し、ブンデスリーガ4位という好成績に大きく貢献した。

FW:ユップ・ハインケス

ボルシアMG所属:1962〜1967、1970〜1978年

現在:指導者

【写真】守田英正加入のスポルティング、「2000年代のベストイレブン」を選ぶ

監督としても超一流であったが、選手としても素晴らしい選手であったユップ・ハインケス。ボルシアMGでプロデビューし、若くしてゴールマシンのように得点を量産。一時ハノーファー96へと去っていたが、1970年に復帰。キャリア通算で501試合324ゴールという成績を持っており、得点率はあのゲルト・ミュラーに次ぐものだ。