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 6月といえば「ジューンブライド」。“6月に結婚すると幸せになれる”との言い伝えがある。新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期が相次いでいた結婚式も次第に行える状況へと変化しているようだ。

 ​​結婚式に参列する際に必要となってくる「ご祝儀」。結婚式ラッシュが続き、「ご祝儀貧乏」に陥った経験がある人も少なくないはず。一般的に友人や職場の同僚であれば、相場は3万円だと言われているが、その相場をひょんなことから無視した結果、激しく後悔した人も存在する。

◆ご祝儀に「5万円」を支払って大後悔

 都内の会社で事務員として働く奈々未さん(27歳・仮名)は、4年前の親友の結婚式で「ご祝儀をあげすぎてしまっていまだに後悔しています」と話す。

「同じ高校の仲良し4人グループの一人の結婚式だったんですが、みんなは3万円のご祝儀なのに、私だけ5万円も出してしまったんです」

 友人の結婚式で5万円は大盤振る舞いだ。20代前半でそこまでご祝儀を出すのはなかなかキツかったんじゃないだろうか。

「めちゃめちゃキツかったです。手取りが21万円だったし。それに結婚式って自分の服も買ったり、当日のヘアメイクもあるし、色々お金がかかりますもんね」

◆「そっと2万円返してほしかった」

 奈々未さんは「後悔している」と繰り返すが、そもそも、なぜ5万円も払ってしまったんだろうか。

「結婚の報告を兼ねた女子会があったんですけど、仲間内では初の結婚だから、かなり盛り上がったんです。それで、2次会で『ご祝儀は一律5万円にしよう!』っていう話になったんです」

 ところが、結婚式の2次会で「5万円回収するために私も早く結婚しなきゃ!」と言った奈々未さんは、全員に爆笑されてしまう。

「全員笑いながら『え〜! まじで!』と驚いているんです。その場の“ノリ” で言っただけであって、誰もそんなに払ってないと。確かに、酔っていたとはいえ、同じ会話が何回も重複してたので、みんな払うもんだと思ってました。生活がカツカツのなかで頑張って出したからスゴイショックでした……」

 新婦からは「こんなにたくさんありがとう〜!」というLINEが届いたが、もしも奈々未さんが結婚した際に同額のご祝儀を返してくれる様子はなかったそうだ。

「結婚する予定もないのでいいんですけど、お返しもみんなと一緒だったし、出来ればそっと2万円返してほしかった(苦笑)」

 ご祝儀を払いすぎて後悔した人もいれば、反対にご祝儀をケチってしまい恥をかいた経験がある人もいる。

◆お金持ちの男性と結婚した新婦

 神奈川在住の専業主婦・真美さん(32歳・仮名)は、20代のときに参列した結婚式でやらかしてしまった経験を話してくれた。

「私は新婦の友人なんですが、新郎がまだ若いのにベンチャー系の社長でイケイケの金持ちだったんです」

 結婚式場も都内屈指の人気会場で、新居は某所のタワーマンション。誰もが羨むほどのわかりやすい玉の輿にのれた友人をひがむ声も多かったそうだ。

「もともと新婦は『絶対に金持ちと結婚したい!』と意気込んでいました。ただ、私を含めて周りは正直、面白くないって感じだったんです。自慢のオンパレードだったんで」

◆「ご祝儀2万円にしない?」

 そこで新婦抜きのグループLINEで「ご祝儀2万円にしない?」という提案が出てくる。

「友人は最低3万円かなって思っていたんですが、合計2万円でも1万円札と5千円札2枚だったら割れない数字だから問題ないと聞いて。1万円でも出費が減るのはありがたい。みんな『あんなに大金持ちと結婚するんだから2万円でじゅうぶんでしょ!』という話になりました」