意外と損してます…実は節約になっていない節約術5つ
節約をしているつもりでも、一向にお金が貯まらない……。それってもしかすると、実は節約になっていないのかもしれません。ここでは、せっかくの努力が水の泡になっている「実は節約になっていない方法」とおすすめの節約術をご紹介します。当てはまるものがあれば、今すぐやめましょう!
これは無駄! 実は節約になっていない方法とは?
大容量パック買い
「大容量」と表示のあるものは、一見するととてもお得ですよね。しかし実際は使い切れないことが多いので、結局、無駄になってしまいます。
単価が高くても小分けになったものを買ったほうが、かえって節約になることが多いです。
大量ストック
消耗品や食品など、いつ何がなくなってもいいように、安いときに大量にまとめ買いしてストックしていませんか。
ストックが多いと、たくさんある安心感から無駄遣いしやすくなり、かえって消費量が増えてしまいます。また、ストックの最後の方を使う頃には、その商品に飽きてしまい、要らなくなって使わないまま捨ててしまうこともあるでしょう。
数個程度のストックなら、いざというときに役立ちます。しかし、ダンボール一箱分など、大量にストックしている人は、実は節約になっていないのです。
セール品ばかり買う
セール品ばかりを狙って買い物をしていなら、それは実は節約になっていません。
セール品のお得な価格は、私たちを魔法にかけます。それほど良くないものも、安くなっていることで魅力的に思え、大した欲しくなくても、「安いからいいや」となんとなく買ってしまうようになるのです。
セール品は、ついつい買いすぎてしまうことも多いです。それほど魅力を感じていないものをたくさん買うと、結局、本当に欲しい定価のものを一つ買った時の値段と変わらなくなります。だったら、はじめから本当にほしい定価のものを買うほうがいいですよね。
セール品ばかりをターゲットにして買い物をすることは、実は節約になっていないのです。
節約のために我慢しすぎる
食費、光熱費、交際費など、何でもかんでも極端に切り詰めているとストレスが溜まり、やがて爆発して、衝動買いに走りやすくなります。
実際、頑張って節約している人ほど、「自分へのご褒美♡」と、豪華な食事や高額の買い物でストレス発散していることが多く、これでは結局、節約の意味がありません。
無理して節約するよりも、普通に生活するほうがストレスがたまらず、自分へのご褒美などで無駄遣いすることもありません。
熱心すぎるポイ活
節約のためにポイ活をしている人はたくさんいます。しかし、あまりに色々なお店の会員になっているのなら、ポイント集めの効率が悪く、節約にもなりません。
ですから、数十枚ものカードを持ち歩いて、ポイントのためにお店をはしごすることは、時間と交通費の無駄。また、ポイントを貯めたいがために要らないものまで買い物をしてしまうこともあり、節約のためにお金を使う、本末転倒な結果になってしまいます。
オススメの節約方法
本当に欲しいものだけ買う
本当に欲しい「定価のもの」と、本当に欲しいものに似た「セールのもの」があったら、どちらを選びますか。
節約のためには、本当に欲しい「定価のもの」を買うのが正解です。セール品を買うということは、妥協するということ。「やっぱり定価のものを買っとけばよかったな」と後悔して、結局諦めきれずに定価のものを買う…なんてことになると、二重の出費になってしまいます。
本当に欲しいものは、手に入れたときに満足するし、飽きずに長く使い続けることができます。コスパがよく、さらにこの「満足感」こそが、無駄遣いを抑えてくれる効果的なブレーキになります。
スーパーのお惣菜をうまく使う
スーパーのお惣菜は、一見すると高く思えますが、実はトータルコストを考えるとリーズナブルです。
煮物やサラダなど、何種類もの食材を使っている料理は、一つずつ食材を揃えると意外に高くつくもの。少量だけ食べたい場合は、出来合い物で済ませてしまう方がお得です。
「通話し放題」を外す
携帯電話のオプションとしてある、通話無制限プラン。定額で安心できるサービスですが、プライベートでしか使用しない携帯電話であれば、通話無制限プランは不要かもしれません。
通話は、LINEなどのSNSアプリや、Zoom、Skypeなどのコミュニケーションアプリを使えば、ネット回線さえあれば十分! たまに固定電話にかけて実費がかかることがあっても、通話無制限オプションに毎月払う金額より安く済む場合がほとんどです。
ポイント会員になるお店を絞る
ポイ活で節約しようと思うなら、会員登録するお店の数を2~3個程度に絞ることです。クレジットカードもいくつも持たず、数枚にとどめましょう。
こうすることで、効率よくポイントを貯めることができ、使うお店も固定化されるので、無駄遣いを防いでうまく節約することができるようになります。
「お小遣い制」にする
節約が苦手なら、自分の給料の中から、使ってもいい額を決めて「お小遣い制」にしてみましょう。
お金が貯まらない人は、何にいくら使ったか、自分がどんなことにお金を消費しているのかを知らないことが多いです。気づけば手元にお金がなくなり、追加でお金をおろす…… ということの繰り返しになりがち。これでは、「せっかく節約しているのに!」と、ストレスのもとにもなってしまいます。
お小遣いの中であれば何にいくら使ってもOKとして、自由に消費できる枠を設けましょう。節約や貯金が苦手な人にこそオススメです。
うまく節約して賢く生きよう!
なんでも「頑張りすぎ」は、いい結果を生みません。一番長続きするのは、ゆるく気軽に続けるということ。節約には、ある程度の節制は必要ですが、がんじがらめにすることなく、気楽に取り組めば、意外にもうまく節約することができるでしょう。
また、「安物買いの銭失い」というように、セール品に飛びついてばかりいるのもよくありません。本当に欲しいものなら、多少高くても定価で買うほうが、結果的にお得になります。
節約を成功させたいなら、自分を大切にして気持ちを満足させることをポイントに行動しましょう。