台湾の海洋調査船に中国が「嫌がらせ」 外交部が非難

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(台北中央社)中国海警局の船舶が、3月下旬から4月上旬にかけて南シナ海で調査をしていた台湾の海洋調査船に対し「嫌がらせ」を行っていたことが先月分かった。外交部(外務省)の欧江安(おうこうあん)報道官は1日、中国側の行為について、国連海洋法条約(UNCLOS)に基づく科学的調査に従事する権利を侵害するばかりか、地域の海域の安全に危害を加えるとして、厳しく非難した。

AFP通信の報道によれば、フィリピン外務省は4月13日、在フィリピン中国大使館の高官に対し抗議したという。

欧氏は、嫌がらせを受けたのは台湾の海洋調査船「励進号」と説明。台湾の中央大学とフィリピン大学がルソン島西側の海域で共同調査を行っており、内容はUNCLOSなど関連する国際法のルールに準じていると強調した。

また平和的な対話により国際社会と共同で南シナ海問題を解決したいとする台湾の立場を示し、領有権を主張する国は、自制を保ちながら、平和的かつ理性的な態度で交渉を進めることを望むと強調した。

(黄雅詩/編集:齊藤啓介)