Q：「人生やり直したいです」A：「やり直すのはアナタなので未来は変わりません」ズバリ解ケツ！倉持由香の尻職人生相談 - 倉持由香

2022年3月30日 0時0分

※この記事は2018年10月29日にBLOGOSで公開されたものです

今月もBLOGOS読者のみなさんからお悩みが来ています。みんな仕事や人生に悩んでいますね。ズバリ解ケツしていきます。

Q：人生をやり直したいです

ぐりりばさんのお悩み
「もっちーさんにはもし人生をやり直せたらと思うことはありますか？私は毎日思ってます。後悔ばかりの人生です」

私も毎日のように思ってますよ（笑）「マッマの子宮からやり直したい…」って。毎回仕事とかで失敗するたびにすごい落ち込みやすいので「あー、人生終わった～～やり直しスイッチねえかな～～」ってなってます。

順調だったのは幼稚園までですかね。やり直せるなら5歳ぐらいからがいいかな。私が通っていた幼稚園、靴下を履いちゃいけないっていう謎のルールがあって。どんなに寒くても裸足で通うっていう謎の体育会系ルールでした（笑）

そんな幼稚園時代を経て、小学校の時からずっと学校に行けてなかったんです。生徒会長もやってたし、成績も良くてマジメだったんですけど、生徒会長なのに不登校になるという（笑）ちょっとしたことで先生と揉めて、そこから学校に行けなくなっちゃいました。小6ぐらいからかな。プツンと糸が切れたように、当たり前に通えてた学校に行けない生活になってしまった。そこから休みグセみたいなものが付いちゃって、中高大と。大学は一浪、一留、中退っていうダメな三冠王になっちゃいました。

人生やり直しても未来は同じ

全部やり直したいですもん。でもやり直しても学校に行ける気がしないので、幼稚園からやり直したところで未来は同じだと思います。元がどクズなんでしょうね（笑）だから、人生を何回やり直したところで、根本の性格が変わっているならともかく、未来は変わらないと思うんですよね。

でもこういう人生を歩んできたからこそ会えた大切な人達が、今周りにいっぱいます。そういう方々がきっとぐりりばさんにもいると思うんです。ぐりりばさんが20代か30代か分からないけど、こんな人生だからこそ、こんな人たちに出会えたんだなって思って欲しいけどなあ。後悔してもどうしようもないからね。来世に期待です！

だってしょうがないんだもん。後はもう、ここからの人生をどう楽しく生きるか、どうしたらちょっとでも楽しくなるかを考えた方が有意義だと思いますよ。

Q：ワクワクする仕事が見つかりません

「ドラゴンボールでは誰が好きですか」さんからのお悩み
地元が田舎なのですが、わくわくが押し寄せてくるような職がなくて困っています。書く事や創造の分野が好きで文学部を卒業したあとこれまで都内のアニメ会社に就職したり、実家に帰り地元の新聞社に入ったりとしてきたのですが、待遇の悪さや人間関係などによる精神衛生悪化から体調不良を起こしてしまい長く続けられず、現在ニート中です。

職を探そうにも田舎なので都内にはたくさんあるそういった職がなかなか見当たらず、都内に就職しようにも引越しに捻出できる程度のお金もなく、次の就職は失敗できないと慎重になるあまりどうしたものかなって感じです。倉持さんならこの状況をどう変えていきますか。ニート期間は趣味の格ゲーや自転車乗ってたらマッハで時間が過ぎていきすごいです。

えーと、まずペンネームにお答えしますね。ベジータが好きです。愛妻家なところが。

そうですねえ。私が小中高って引きこもっていた頃は1日の時間がすごく長く感じたんですよ。ひたすらシムシティやってたんですけど。でも大人になってからの1日ってめっちゃ短く感じますよね。3連休が「あれ？一瞬で終わってしまった」みたいな。多分、大人になってからのニート期間はきっとすごい速さなんだろうなって。25歳を過ぎてからかな、ホントに一瞬で一年が終わっていくので怖いですよね。

ワクワクとブラックは表裏一体

アニメ業界ってブラックってよく聞きますもんね。ただこの方、経歴を見ているとアニメ会社とか新聞社とか、あえて大変なところを選んでますよね。ワクワクが押し寄せてくるような職っていうのは表裏一体だと思う。

キラキラしたメディアの仕事や、クリエイターみたいな仕事ってめちゃくちゃキツイと思うんですよね。傍から見たら華やかでカッコいいなと思うかもしれないけど、何かを生み出すってのは自分の命を削るぐらいハードな仕事なので。

キツイ職場だとみんなストレスが溜まっているから、人間関係もよりギスギスしやすいですし。それは豆腐メンタルの方だと、かなりキツイ。グチャッとされておぼろ豆腐にされちゃう。

「好きなことで生きていく」って、本当に大変なこと。HIKAKINさんみたいなYouTuberとかって傍から見たら「うわっ、HIKAKINは猫の動画をアップするだけで、何百万円も貰えるのかよ！いいなー！」って思うかもしれないけど、そこの位置までたどり着くのに一体どれだけの努力があったのかということなんですよね。

好きなことして生きていくんだったら、それ相応の苦労が伴うんですよ。仕事論に関しては体育会系になっちゃうのかもしれない。根性ですよね。身を削らないと。その分やりがいもあるし、「自分のやりたかった仕事ができた、嬉しい」という達成感もあると思うんですけど、やっぱりキツイからなあ。

ニートの時期に楽しく格ゲーしたり自転車乗ったりするのもいいんですけど、絶対夜寝る時に辛くなると思うんですよ。「このままでいいんだろうか」とか「親のスネ、めっちゃかじってるごめーん！」っていう気持ちになったりとか。それって多分、よく寝れないと思うんですよ。ご飯も美味しく感じないだろうし。メンタル回復するつもりがまた病んできてしまうので、なるべく早く何かしらの形で労働することをお勧めします。

農作業とか根を張った生き方が出来るようなことをやってみるのはどうでしょうか。早寝早起きで健康的な生活になるし。メンタルが回復したら好きな仕事をする為にどうするかを考えましょう。ワクワクが押し寄せて来るような職じゃなきゃイヤだ！というのはちょっと甘い考えかもしれないですね。

このご時世に夢を追いかけようとしただけでも立派だと思いますが、クリエイターだったり、ワクワクを引き寄せるような仕事って、その分ライバルもいっぱいいるので、その中で芽が出るには身を削る覚悟が必要だと思います。

田舎にいても出来ることはある

田舎にいてもモノを書いたり、SNSで発信したり、出来ることってあると思うんです。「都内に就職しなきゃできない！終わり！」っていうわけじゃなくて、イラストレーターさんしかり、漫画家さんしかり、ライターさんしかり、地方に在住している方々もいっぱいいます。

今の時代、フリーランスでやっていく分には田舎でも東京でもそんなに変わらないんじゃないかなあ。会社勤めっていうと難しいけど。

まずは農作業で人間の原点に戻り、よくよく考えた上で、どうしてもクリエイティブな仕事をやりたいんだったら田舎でも出来ることはいっぱいあるんで、SNSなどを使って発信していってください。そしてお金が貯まったら、また東京に戻る選択肢もあるし。頑張って下さい！

あっ、今気がついたんですけどベジータってニートじゃないですか。ブルマっていう大金持ちの旦那っていうポジションをゲットした最強ニート。ベジータを目指すって道もあると思います！（笑）

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倉持由香&鈴木咲☆生誕祭2018
11/3がお誕生日の鈴木咲と11/6がお誕生日の尻職人こと、倉持由香の合同生誕祭が今年も開催決定！
昨年の生誕祭からの1年間の活動を賑々しく皆さんと振り返ります。
今年もグラドルの方は入場無料です！どなたもお気軽にご参加ください！
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2018年11月11日 (日) OPEN 12:00 / START 13:00
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