″尻職人″倉持由香 ソフマップで年間1200本のグラドルイベントを仕掛けるあの男を直撃取材 - 倉持由香

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※この記事は2018年07月27日にBLOGOSで公開されたものです

倉持:BLOGOS読者の皆様、こんにちは!尻職人こと倉持由香です。今回はグラビアアイドルの登竜門、秋葉原のソフマップさんからお届けします。スペシャルゲストにソフマップのイベントを仕切っている成田さんをお迎えしました!よろしくお願いします。

成田:よろしくお願いします。

年間1200本のグラドルイベントを仕掛ける成田さん

倉持:そもそも、成田さんはソフマップでどのぐらい働いているんですか?

成田:この場所が出来たのが2007年で、11年ぐらいやってます。ソフマップの前は石丸電気さんとかラオックスさん、ヤマギワソフトっていうのがあったんです。自分もヤマギワソフトから来たんですけど。

倉持:年間で何本ぐらいグラドルのイベントをやられているんですか?

成田:1ヶ月で100本ぐらいでしょうか。

倉持:ということは年間1200本!?

成田:ですね(笑)。同じグラドルさんが年何回か来たりするので人数ではないですけど、件数で言ったらそのぐらいあるんじゃないかと思います。

倉持:数々のグラドルのデビューから引退までを見てきたということですね。

成田:引退は結構寂しいですね。いい意味でグラドルを卒業される方もいるじゃないですか。グラビアを辞めて女優やタレントとして次のステップに。

DVD14本中13本のイベントをやったソフマップ

倉持:私が1stDVDを出したのが2013年3月で、イベントは4月6日。これがファーストソフマップでしたね。会場はここより小さい「モバイル館」ってところでしたけど。

成田:ファーストの時だと人気があるか無いか分からない状態なので、小さいイベントホールでやってみて、様子を見て大きな会場に上がってくることが多いです。

倉持:こちらは何人入るんですか?

成田:キャパは200人です。

倉持:200人入れられる子は本当に少ないですね。最初のイベントの時はモバイル館だったので成田さんがいらっしゃらなくて、3rdDVDでここの会場は初めて使わせてもらいました。

成田:倉持さんがアミューズメント館で初めてイベントをやったのは2013年12月7日ですね。メーカーさんはイーネット・フロンティア。

倉持:イーネット・フロンティアさんから出させていただいた『くらもちいい尻 』っていう、うしじまいい肉さんのプロデュースで出したDVDで。これが初めてアマゾンDVDランキングで1位を獲得して。ちょうど尻職人としての活動を始めて、Twitterのフォロワーが1万人になった頃でしたね。

成田:1stでやった時より3rdの時は集客が何倍にもなって。初めてイベントをやった時の倉持さんの印象はとにかく「お尻」。DVDのパッケージも全部お尻でしたからね(笑)。何回か正面のパッケージもあったかもしれないですけど、規制か何かがあったんでしたっけ。

倉持:あっ!そうです。そうです。イメージDVDのジャケ写規制がかかった時があって、その時だけお尻NGになっちゃって。その時は仕方なく前を向きました(笑)。

成田:パッケージで後ろ向きの子っていうのは、あまりいないですね。色んなお尻はありますけど、個性的なお尻っていうか…。

倉持:デカイですから。

成田:インパクトがある。

倉持: DVDは今まで14作出させて貰ってるんですけど、ソフマップでイベントをやったのは13本。1本だけやってないのには理由があって。2ndDVDの時だけできなかったんですけど、その時は日テレジェニックにエントリーしていて、土日が全てジェニックのイベントで埋まってしまって出来なかったんです。心残りですね。

ポロリだけは絶対にNG

編集部:倉持さんのお客さん対応はいかがですか?

成田:握手会とか素晴らしい対応だと思うし、横並びで立ってツーショットのチェキを撮ったりするんですけど、9割方倉持さんが後ろを向いてお客さんが前見ているみたいな(笑)。

倉持:私はツーショットのチェキでもお尻を向けます。あと、ノリの良い方だったらお客さんも一緒にお尻を向けてもらって。「お尻合いチェキ」って呼んでたんですけど。

成田:そういう意味ではすごく印象に残ってますね。

倉持:DVDイベントは衣装にこだわってましたね。作中でも着用したうしじまいい肉さんプロデュースの小さな三角ビキニを着たときは、成田さんから「絶対バンザイしないでくださいね。脇をあげるポーズは絶対止めてください」って(笑)。

成田:イベントの主催者として、ポロリはあってはいけないですからね。お客さんに撮影されちゃいますから。

倉持:お客さんに撮影していただくイベントなので、ポロリしているのが出回っちゃう可能性があるので、絶対にポロリはNGなんです。それでも衣装には毎回こだわっていましたね。出来るだけ可愛かったり、Hだったり、面積小さめで攻めてみたり。ソフマップのイベントで守りに入るのがイヤだったんですよ。

人によってはだんだんマリンルックになったり、なんなら私服で出ることが多くなってくるんですけど、私は最後まで水着で出たかったので。

成田:お客様にとっては楽しみですよね。水着もそうだし、倉持さんのイベントは楽しめるっていうのが売りだったと思います。

倉持:イベントにクッキーを作っていったり、私物プレゼントのジャンケン大会も毎回やってましたね。DVDロケ地のお土産を買ってきて、全員に配れるようにしたり。なんとかして集客しようってのと、参加された方に『倉持由香のソフマップイベントはお客様満足度が高い』と思って貰えるように毎回どうしたらいいか考えていたんですよ。

成田:集客は気にされていますよね。

倉持:ハイペースな子だと3ヶ月に1回の頻度でソフマップに立つんですけど、3ヶ月に1回って結構プレッシャーで。DVDって安い商品ではないじゃないですか。そのたびにみなさんに出費をしていただく申し訳無さもあるし、だからこそイベントの満足度を高めてもらうことで集客が落ちないようにと思って必死でやっていました。

成田:テレビに出始めると集客が下がったりするんですよね。

倉持:多分、3作目が一番お客さんが多かったんですよ。不思議だなと思いました。ソフマッパーの皆さんはメディアに出て知名度が上がると会いに来なくなる傾向がありますね。グラドルの原石が、メディアに出始めたかなという時は「ひと目見とくか」と来るんですけど、バッと売れると「ワイが行かなくてもええやろ」と思うのか、急に来てくれなくなるんですよ…。

成田:DVDのメーカーで行くか行かないか判断している部分もありますよね。「このメーカーさんだったら安心」みたいな。結構メーカーによって集客が上がったり下がったりがあるんです。

倉持:監督によってとかもありますよね。監督のアングルフェチの方もいらっしゃるので。

成田:お客様からも「このメーカーがいいよね」と意見をいただきます。キャスティングについては前回の実績に加えてSNSのフォロワー数も考慮します。集客と比例しないこともありますけどね。

あとは、コンビニの雑誌棚を眺めに行くのも大切です。特に月曜日は欠かさず行くんですけど、雑誌を見てある程度勉強して「この子はこの前雑誌に出ていたから1stDVDでもお客さん沢山来るかな」って判断しています。

一日4ステージを時間通り進行するベテランの技

倉持:イベントをされていて何が一番大変ですか?

成田:キャスティングですね。月100本のスケジュールのはめ方は、人気のある子から決めていって、その次、その次って決めていくんですが、その日しかスケジュールがないってタレントさんがいるので、毎日がパズルのようです。

あとはイベントを時間通りに終わらせること。1日4本なのでイベントは2時間おきにあるんです。絶対に入れ替えないといけないんですが、トークショーと撮影会と握手会の3つに分かれているので、想定よりお客さんがたくさん集まった場合にどこを短くするのかと。あんまり巻きすぎちゃうとお客さんが「なんだよ」ってなりますし、そこが難しい。だから集客が多い子は最後のコマにしたりしています。

倉持:時間を延ばしても大丈夫なようにですよね。

成田:後ろの時間を気にしなくてもいいようにと。

倉持:グラドルの立場からするとめちゃくちゃ助かっています。成田さんがいないと現場が回らないです。やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

成田:感謝の言葉をいただくのが一番ありがたいなと思いますね。

倉持:ワイが育てたじゃないですけど、イベントに出ていた子をテレビでよく見かけるようになったな、みたいなご経験はありますか?

成田:それはありますね。壇蜜さんはプライベートでソフマップ遊びに来てくれたりして。「中古のビデオカメラでいいんで一緒に買いにいってくれませんか?」って言われて接客したこともありました。

あと倉科カナちゃんはちょうど「NHKのドラマが決まったんですよ」なんて言ってたら、そこから一気に行っちゃいましたから。

倉持:ミスマガ出身ですもんね。

成田:倉持さんもそうですけどね。

倉持:ありがとうございます(笑)。

倉持:年に1200回もイベントをされていると大変なことがあったりしませんか?

成田:よく「私物にサイン」っていう特典があるんですけど、そこに折りたたみ自転車を担いできたお客様は印象に残っています。

倉持:すごい(笑)どうしてもサインが欲しかったんですね。

成田:あと冗談半分で婚姻届とか。

倉持:わー。婚姻届おじさんはちょっと嫌かも!(笑)出演者がドタキャンする、みたいなことはありますか?

成田:ドタキャンはありますよ。でもここ、ソフマップの8階のイベントスペースではないかなあ。

倉持:小さめのモバイル館だと?

成田:当日来ないことはありましたね。

倉持:モバイル館だとフリーの子もいますよね。

成田:中途半端なグラビアアイドルが一番厳しいですよね。集まってくれたお客様に謝るしかないんですよ。でも最近はだいぶ減りました。そういう子はメーカーさんもイベントをやらないので。病気とかインフルエンザとかはありますけど、まあそれはしょうがないですし。

倉持:たくさんのグラドルの方とお仕事をされていて、「この子売れるかも」って感じる瞬間はどんな時ですか?

成田:イベントとして考えるのであればお客さんへの対応がしっかりしてる子が一番売れます。あとは撮影タイムのポージングも大事かもしれないですね。容姿もあるのかもしれないけど、すごく綺麗な子だからといっても、お客さんが全然来なかったりすることもあるんです。胸のあるないは多少はあったりしますけど。

ミス○○がキャスティングに影響する

倉持:その子たちを最初に選ぶ時ってどうやってキャスティングするんですか?

成田:1stDVDに関してはSNSのフォロワー数と雑誌への露出。あとは肩書きですね。例えばミス◯◯、みたいば冠が付いている賞を持っているとか。

倉持:みなさん聞きましたか。賞レースが大事というのはこういうことです。グラドル業界が本当にここ数年厳しいので、冠や肩書のために必死でファンの人にお金を使ってもらったりして、ミス◯◯を獲るために必死にならなきゃいけないんですよ。私は結局、何の肩書きも取れなかったので自分で”尻職人”って肩書きを名乗り始めちゃったんですけど(笑)。

成田:でもグラビア界に自画撮りを流行らせたのは倉持さんじゃないですか。今ツイッターとかってみんな自画撮りですし、フォロワーもすごい数だし。

倉持:そうですね。グラドル界ではトップクラスにフォロワー数が多いと思います。お陰様で31万人を超えました。

成田:31万フォロワーのグラドルって聞いたことがないなあ。

編集部:人気のイベントだとあっという間に売り切れるんですか?

成田:200人の会場が1日、2日で完売することもたまにありますけど、今はさほど。そこまで人気がいっちゃうと逆にDVDを出さなくなったりしますからね。うちで入り切らない時は他でデカイ会場をおさえる時もたまにありますよ。

倉持:最近だと誰が集客が多いですかね?

成田:同じ事務所さんを褒めるのはあれですけど、緒方咲ちゃんはすごいですね。

倉持:咲ちゃんは可愛いし足が長いし。

成田:変な話、肩書きのない子は所属事務所で選んでいる時もあるので。GPRさんの新人さんならいいかなと思ってやってみたら、予想以上の集客でイベントが終わらなかったです。

倉持:緒方咲ちゃんはうちの事務所の中でも注目株かなと思ってて、ゆのしー(水沢柚乃)のやってる10秒グラビアも始めたり、自画撮り部もやってくれているので、告知をや写真をリツイートしたり、フォロワー数を増やすためのサポートを頻繁にしていたんですよ。それで1stDVDイベントが100人超えたって聞いて、「やったねー!」って喜んでいたんですね。

そのイベントの取材記事をネットニュースで読んだんですけど「尊敬しているグラドルは?」って咲ちゃんが質問されていて、ここは先輩だし「倉持由香」って答えてくれるかしら!?と思っていたら「岸明日香さんです」って。私じゃないんかーい!!ってなりました(笑)。それぐらいド天然というか素直なところがあるというか、いい意味で打算的じゃないというか。まっすぐ純粋に育って欲しいなと。

成田:確かに緒方咲さんはイベントをやる前からフォロワーが多いなと思っていたんですよね。ここ最近の新人の中では集客ナンバーワンじゃないですか。

倉持:1stイベントで100人超えは本当にいないですよね。

成田:いないですね。しかも肩書きなしで。

倉持:デビューしたばっかりです。でもそうやってイベントの集客があったということで週プレの撮り下ろしにも呼ばれてましたし。この先が楽しみですね。

成田:徳江かなちゃんも人気ですね。集客は緒方さんのが多いですけど、今年はその2人なのかなって。

ソフマップの青い壁は真実を写す「ラーの鏡」

倉持: ソフマップの青い壁の前の写真って「ラーの鏡」って呼ばれているぐらい真実の姿が映し出される場所んですよ。ネットニュースは取材後にすぐ出るので、写真が補正されてない。だからDVDのジャケットでは分からない部分が結構見えるんですね。「この子は修正じゃなくてほんとに肌が綺麗なんだな」とか分かったり。肌が汚かったり、お腹がたるんでたりすると、ちょっとプロ意識が低いのかなとか。

そういう意味では、ソフマップ壁の前で可愛い子は本当に可愛いんだなと思うし。ソフマップまとめは常にチェックしています。ノーチェンジって言われたいですね(笑)。

倉持:成田さんは現場でグラドルの苦労話を聴くこともあるんですか?

成田:イベントに体型の照準を合わせてくるので、トレーニングをして、食事を減らしてというのが大変とはよく聞きますね。

倉持:ファンの方の目の前だとごまかしが効かないですからね。ソフマップはグラドルにとってボクサーのリングみたいなもので。私はソフマップのイベントが終わったあとはいつも秋葉原駅前のAKIBAICHIで焼肉食べてましたもん。「終わった!やっとお肉食べられる~~!!」って。

写真も補正無しでメディアに出されるんで、必死にそこまではお腹をぺったんこにへこませて、終わったら焼肉直行ですよ(笑)。

成田:みんな裏で「お腹減ったー」って言ってますよ(笑)。

倉持:メーカーさんによっては、肉の万世のカツサンドをいつも楽屋に置いておいてくださるんですよ。

成田:それはイーネットさんです。

倉持:あれっててっきり成田さんが用意してくださっているのかなと思ったら、メーカーさんなんですよね。他のメーカーさんになった時にカツサンドが置いてなくて「あれ?今日はカツサンドがないぞ?」と思って。あれはイーネットさんが置いてくださっていたんだってことをそこで知りました。イーネットさんありがとうございます!肉の万世のカツサンドってソフマップでしか食べたことないですもん。

倉持:印象に残っているイベントってありますか?こんな演出をやった子がいたとか。

成田:水着のインパクトっていうのが一番大きいと思うので。最近はやっぱり川崎あやちゃんがすごいですよね。

川崎あやさん(@kawasaki__aya)がシェアした投稿 - 2018年 7月月23日午後6時51分PDT

倉持:すごい角度のハイレグとか着てきますからね。

成田:あの子は正直全然人気がなかったんですけど、ぐんぐんお客さんが増えてきました。SNSの努力なのかもしれないですけど。

倉持:集客少なかったんですか!?

成田:昔は全然少なかったです。始めから人気ある子はあんまりいないですよ。あれだけ人気が出た杉原杏璃さんだって最初は全然お客さん来なかったですから。

倉持:この水着は攻めてきたなとか、やる気だなというのを感じるわけですよね。

成田:ありますね。手作りの水着の子とかいたりしますからね。

倉持:片岡沙耶ちゃんとかですね。彼女は服飾の学校を出ているので水着は全部手作りで。売りが下乳なので全部下乳を出せるように、自分でオリジナルを作って。気合がすごいです。

成田:衣装で気合が入っている子はお客さんも喜ぶだろうなと思うし。お客さんに満足していただかないと次に繋がらないので。

今月の#グラドル自画撮り部ベストショット

倉持:成田さん、この連載は毎回私が#グラドル自画撮り部に投稿されたショットの中からMVPを選ぶのですが、成田さんも会ったことのある子がたくさんいると思うので、ぜひお付き合いください。

成田:わかりました。

朝比奈祐未クン

倉持:まずは朝比奈祐未ちゃん。お尻が綺麗だなぁ。ショートカットのボーイッシュにデカ尻っていうのがいいですよね。そして競泳水着の季節ですね。冷やし競泳始めましたみたいな。競泳水着は7月ですよ。モヤモヤした気持ちが吹き飛びますね。

愛田ミナクン

倉持:こちらも競泳水着の愛田ミナちゃん。15日にソフマップって書いてあります。

成田:ここでイベントをやったことはないですから、モバイル館ですかね。

倉持:競泳水着にセンターラインが入っていて。陰影が桂正和先生っぽくていいなっていう。この写真、顔が写ってないんですけど、陰影が素晴らしい。

村上りいなクン

倉持:こちらはスク水ですね。村上りいなちゃん。先日ソフマップでいベントやってましたよね?

成田:やってました。

倉持:ロリ体型だからこそのもったりしたスク水っていうのがいいなって。これは旧スクじゃない新スクですね。水抜きがあるタイプの旧スクはもうみかけなくなりましたね。

三宿菜々クン

倉持:これは事務所の後輩なんですけど三宿菜々ちゃん。「おっぱンチラ」っていうのをいつも載せているんですけど、おっぱいの谷間とパンチラで「おっぱンチラ」。しょうもなくていいなって(笑)流行らせたいですよね。何か元気になります。疲れたなあとか上司に怒られたなという時に「おっぱンチラ」ってつぶやくと元気が出てくるかもしれません。

グラドル自画撮り部 今月のMVPは川崎あやクン

やっぱりMVPは川崎あやちゃんですね。としまえん撮影会が先月あったんですけど、写真を見て度肝を抜かれたのが川崎あやちゃんですね。としまえん撮影会って3000人ぐらいお客さんがいらして、色んな方向から撮影するんですよ。そんな中でDVDや雑誌レベルの際どいハイレグを着る勇気!!

本当に色んな方向から撮られるんですよ。いい意味でネジがぶっ飛んでいるとしか思えない。としまえん撮影会でこの水着を着るという川崎あやちゃんと事務所さんの覚悟が素晴らしいですよね。

特にあやちゃんは事務所さんも協力的だから、ヘアセットはもちろん衣装も手作りで。このために事務所さんと協力して用意した衣装だったりするので。たかが撮影会じゃないんですよ。ソフマップと撮影会とファンイベントに対しての熱量が違う。

この連載で何回も言っているんですけど、イベントだったり撮影会をないがしろにする子は売れないんですよ。どれだけその1回1回の撮影会から次に繋げるかっていう努力を出来る子じゃないとメディア展開はできないと思っているので。

そんな中の努力がここ最近だと川崎あやちゃんはずば抜けているなと思います。

成田:彼女は本当にすごいですね。水着には毎回ビックリさせられます。事務所さんも協力的なのは分かります。

倉持:先日、TBSラジオのRHYMESTER宇多丸さんの『アフター6 ジャンクション』でアシスタントの熊崎アナウンサーがグラドルランキングを発表するっていう企画があったんです。1位が今田美桜ちゃん。2位が馬場ふみかちゃん、3位が武田玲奈ちゃん……って流れだったんですが、これが2018年の“グラビアアイドル”ランキングですか?って。

ほぼ女優さんかモグラ女子!生粋のグラドルが橋本梨菜ちゃんしか入ってなかったんですよ。そのランキングを発表した後に私が感想を電話で話すって企画だったんですけど、「百歩譲って私が入っていないのはいいんですけど、なんで川崎あやちゃんが入っていないんですか!?」って抗議の電話になりました(笑)。

ちょうどW杯があったので、自分の中でグラドル界の倉持ジャパンを決めるとしたらどうしようかなと考えていて。今だったら川崎あやちゃんとうちの水沢柚乃がツートップかなぁって。SNSでどんどん攻めていく2人なので。他のポジションも考えたかったんですが、サッカーに詳しくないのでポジションの特徴が分からなくて断念しました(笑)。

ソフマップ成田さん注目のグラドルは

倉持:成田さんからみて注目株、伸び盛りの子は誰ですか?

成田:階戸瑠李ちゃんがいいですよね。

階戸瑠李さん(@ruriponta)がシェアした投稿 - 2018年 7月月1日午前1時06分PDT

倉持:階戸瑠李ちゃん、復活してよかったなあ。私、階戸瑠李ちゃんが超好きなんですよ。私、1stDVDの「シナモン」の頃から好きです。黒いレースの網タイツを着たジャケットなんですけどめっちゃエロかったなあって。

その頃、吉木りささんがグラビアをあまりやらなくなっていた時期で。スレンダー体型でデカ尻、エロい顔っていうのが個人的な好みだったんですけど、その系統の正統な後継者だなって思っていて。

演技の方向に進むということで、一時期グラビアをやっていなかったんですけど、グラビアに復活した時はめちゃくちゃ嬉しかった!毒状態から回復した刃牙に「範馬刃牙復活!範馬刃牙復活!」って叫ぶ烈海王(グラップラー刃牙の登場人物)の気分でしたよ。階戸瑠李復活!階戸瑠李復活!と私の中で盛り上がってましたね。

成田:しばらくグラビアをやっていなかったところ復活して、お客さんもしっかりついていて。

倉持:るーりーは超エロいんですよ!!!あと、関わったスタッフさん全員に「階戸瑠李ちゃん、俺のこと好きなんじゃないか?」って思わせる魔性の持ち主。

成田:わかります、わかります。

倉持:「階戸瑠李、ワンチャンいけるんじゃねえか」って。「イケるわけねえだろ!」って思うんですけど、それがまた小悪魔チックでいいなと思って。スタッフさんが全員好きになる。「なんなら俺イケるかも」って思っちゃうぐらいの隙のある感じがエロくて良い。成田さんも階戸瑠李ちゃん、俺のこと好きなんじゃないかって思ったことあります?

成田:ありますね(笑)。なんでも相談してくれるんですよ。「この水着どうですか?」とか「どっちがいいですか?」とかよく聞いてくれるんですよ。

倉持:頼られて悪い気はしないですよね。

成田:努力しているというと、橋本梨菜ちゃん(日本一黒いグラビアアイドル)はすごく努力してるんじゃないですかね。肌の色に関して。

橋本梨菜さん(@hashimoto_rina_)がシェアした投稿 - 2018年 3月月24日午前8時28分PDT

倉持:きっちり焼いてきますからね(笑)。

成田:そう。それもイベントに合わせて黒さを保って来たりしますよ。

倉持:イベントに合わせてハワイロケ長めにしてきましたとか。DVDロケは肌を焼く為に前乗りするんですよ。焼き日を作ってくる。黒さのコンディション合わせがすごいですね。さすが日本一黒いグラドル。なにわのブラックダイヤモンドは伊達じゃない!

成田:現場で会った時に分かりますね。

倉持:日サロ行かないですからね。天日ですから。水着の日焼け痕と笑顔がエロくて梨菜ちゃんは大好きですね。TBS熊崎アナのグラドルランキングには申し訳ないですけど、グラビアアイドルってソフマップイベントをしてる子達のことだと思うんです。この青と白の背景の前に立ってこそグラビアアイドル!

一眼レフがなくても撮影会に参加OK!

成田:ソフマップのイベントにはどなたでも商品をご購入いただければ参加出来ます。基本は7階の売り場で直接商品を購入していただければ。昔はスマホ撮影がNGだったんですけど、今はスマホも撮影OKなので、気軽に参加していただけます。

ソフマップ 今後のイベント情報

倉持:昔は「えっ!?スマホじゃ撮影ダメなんですか?デジカメ持ってないですよ」って方とは撮影時間のタイム中、「じゃあ見つめ合いましょう」ってやってました。心のメモリーカードに保存しておいてくださいって。

成田:そこは事務所さんも変わりつつあって。気軽に撮影会に参加してほしいですね。

倉持:最近のスマホは下手なコンデジより綺麗に撮れますもんね。

成田:グラドル以外にもアーティストのCDのイベントもやっていたりします。

倉持:ソフマップをライトに楽しんで欲しいですね。

成田:イベントだけではなく、「ソフマップLIVE」っていうネット配信もやっています。タレントさんがDVDの紹介などをする配信で、新人のグラドルの子は、私はこういう子ですよってプロモーションしつつ、いついつにイベントがあるので来てくださいとか。こちらも広げていきたいんですよね。5月に始めたばかりなのでまだ浸透していない部分もあるんですけど。

倉持:どんどん新しいことを始めてますね。

成田:アーカイブもあって、見逃し配信もやってます。

倉持:今度見てみます!成田さん、今日はお忙しいところ、ありがとうございました!

【編集後記】倉持由香 今月のベスト自画撮りショットとお知らせ

倉持:この前、吉田山(吉田早希)と台湾に行ってました。そんな今月の1枚です。九份でノリでチャイナドレスを買っちゃったんですけど、撮影会とかイベントとかやらなくなったのでこれ以来着る機会がなくて…。そっとしまってあります。

お仕事は、AbemaTVの「ピーチゃんねる」が終わってしまって土曜日がガッツリ空いちゃったんですよ!怖すぎて怖すぎて。レギュラー番組がBS-TBSの「ガチ!ゴルフ」しかなくなってしまった状況です。

でもこれはスケジュール的にチャンスだなと思って、自動車学校に通い始めました!大学の時に免許を取らなかったので、自画撮り部メンバーと海やプールにお出かけするために夏の間に免許を取ることを目指しています。教官に怒られ続けて正直心が折れかかってますが、頑張ります!

倉持由香プロフィール


1991年11月6日生まれ、千葉県出身。血液型B型・サイズT167 B84 W58 H100。
グラビア好きなグラドルがSNSに自画撮りを載せていく「#グラドル自画撮り部」部長。
・Twitter @yukakuramoti
・Instagram @yukakuramoti
・オフィシャルブログ

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