レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

写真拡大

打者では2回の第2打席で今季初めて四球を選んだ

■レンジャーズ ー エンゼルス(日本時間15日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地・レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で出場。2回に9番・ハイムに渡米後初の満塁弾を浴び、4回途中6安打6失点で降板し、今季初勝利はならなかった。最速99.6マイル(約160.3キロ)。

 初回から波に乗れなかった。先頭ミラーを見逃し三振に仕留めたが、続くセミエンの右翼後方への打球を右翼ロハスが落球。暴投で1死三塁のピンチを招いた。ここはシーガーを空振り三振、ガーバーを三ゴロに仕留めてピンチを脱した。

 しかし、2点リードの2回に崩れた。ロウ、ガルシアの連打などで1死満塁のピンチを招くと、ハイムに甘く入ったスプリットを右越え満塁弾とされた。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、スプリットを本塁打とされたのは渡米後初めてだという。続く2死一、二塁のピンチはガーバーを二飛に仕留めた。

 3回は3者凡退。4回無死二塁からハイムの左前適時打で5失点目を喫した。2死二塁としたところで降板。救援投手が被弾して、3回2/3で5奪三振2四球、6安打6失点。球数は70球(ストライク42球)だった。

 打撃では初回先頭で先発ダニングに見逃し三振。2回1死二塁は今季初めて四球を選んだ。4回2死二塁では元同僚カルフーンのダイビングキャッチで右飛。渡米後ワーストの28打席ノーアーチとなった。開幕7戦目で待望の今季初本塁打の期待がかかる。自らのバットで反撃できるか。(Full-Count編集部)