AI音声合成サービス「CoeFont」Fes2022で全7部門の受賞者を発表 「心を動かす感情表現」最優秀賞は「怒るおじさん」

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2020年に設立した東工大発のベンチャー企業、株式会社CoeFontは、AI音声サービス「CoeFont」において、喜怒哀楽のこもったAI音声の作成機能「感情CoeFont」を2022年1月5日より公開している。
AI音声プラットフォーム「CoeFont」は、喜怒哀楽を入れやすいセリフを読み上げることで、それぞれの感情を表現するAI音声合成が作成できるというもので、同プラットフォームにおいて、2022年1月中に新規で2,000種類以上の声のフォント「CoeFont」が登録された。
これに伴い、同AI音声の登録数を後押した、一般ユーザーの優れた喜怒哀楽の感情を表現したCoeFontを選出する、SNS投稿型キャンペーン「CoeFontFes2022」を実施し、最優秀賞をはじめとする全7部門の受賞者が決定したことを同年3月末日に発表した。
同社は、今後もAI音声の普及を目指し、高品質なAI音声が集まるプラットフォームへの成長を加速して行くと述べており、同時に、AI音声の商業利用シーンの拡大もあわせて展開し、AI音声市場の拡大も目指しているとのことだ。

【AI音声プラットフォーム「CoeFont」とは】:
同プラットフォームは、最新のAI音声合成技術を活かし、「声」を手軽かつ表現力豊かな「フォント」のようにすることをコンセプトにしたAI音声技術だ。従来では、50万円・10時間以上の収録を必要としていた音声合成を、同サービスでは500円・15分の収録で、自然な発声のできる「CoeFont(AI音声)」を作成でき、作成したCoeFontは、クラウド上で公開することが可能だ。他のユーザーのCoeFontを利用したAI音声の作成もでき、作成したCoeFontが利用されるたびに、CoeFontの作成者に収益として還元される。またAPIを利用して、アプリやウェブサイトに組み込むことも可能だ。
●「CoeFontFes2022」受賞者発表
「心を動かす感情表現」を実現している優れたCoeFontを選出。最優秀賞の森川智之賞は、株式会社Adroaigの【怒るおじさん】が受賞した。全7部門の受賞者は以下の通り。すべての声が下記のページで聞くことができる。
CoeFontFes2022受賞者発表ページURL::
https://coefont.cloud/coefontFes2022
最優秀賞/森川智之賞怒るおじさん
■【動画】CoeFontFes2022森川さん(審査委員長)コメント:

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小学館デジタルコミック企画室賞メタルシャウター 坂本英三 EIZO Sakamoto​
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最優秀賞/森川智之賞怒るおじさん/@irairaoj/株式会社Adroaigアリババクラウド賞月見いつき_哀/@Itsuki_Tsukimi02/合成音声キャラクター小学館デジタルコミック企画室賞メタルシャウター 坂本英三 EIZO Sakamoto/@eizosakamoto/メタルボーカリストでシャウト魔人Pixiv賞麒ヶ島 宗麟・喜/@VV_Kirin_Happy/爽やかで渋みのあるおじさん声VRoid賞欲音ルコ♀-あははは楽しみ-/@yokuneruko_f_fun03/音声・歌唱合成キャラクターまんが王国賞浅木式【地声-怒】/@AsagiShiki_zigoe_do/声優イベンターノート賞冴渡哀二/@wZXLle21Pvv0jZt/バーチャル探偵
CoeFontFes2022受賞者発表ページURL::
https://coefont.cloud/coefontFes2022