昼は大学の非常勤講師として、夜はBDSM従事者として働いているオリビア・スノー氏が、フードデリバリーサービスのDoorDashから「職業を理由にアカウントを停止された」と主張しています。スノー氏いわく「職業をDoorDashに明かしたことはない」とのことです。





Dominatrix claims DoorDash banned her over sex work: 'It’s dehumanizing'

https://nypost.com/2022/04/06/dominatrix-claims-doordash-banned-her-over-sex-work-its-dehumanizing/

2022年4月5日、スノー氏はTwitterに「DoorDashからアカウントを停止された」と画像付きで投稿しました。画像はDoorDashからの警告文で、DoorDashが「あなたのアカウントに異常な行動(abnormal behavior)が見られたため、利用規約に照らし合わせた結果アカウントを停止した」とする文章が記載されています。なお、スノー氏のアカウント停止は今回で2回目。DoorDashのほかに、DoorDashが所有するフードデリバリーサービス「Caviar」からアカウントを停止されたこともあるとのこと。





この件に関し、スノー氏は「自身の職業が理由だ」と主張しています。スノー氏は「DoorDashに職業を明かしたことはない」と前置きし、「企業がターゲティングを用いて特定の職業を検出し、ブロックしている」と話しています。また、スノー氏と同じような経験をした同職の人物も何人かいるとのこと。

また、スノー氏はDoorDash以外でもアカウントを停止された経験があるようで、「金融プラットフォーム、出会い系アプリ、Airbnbで常に発生する」と述べています。





DoorDashはTwitterで「何が起こったのかを確認するのでDMを送ってもらえないか」とスノー氏に呼びかけています。