「歩行者が横断歩道を渡ろうとしているのに約9割が停車しない」ワースト1位は岡山 コミカルだけど辛辣な啓発動画を公開

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岡山トヨペット株式会社は、春の全国交通安全運動期間にあわせて、同社が取り組んでいる交通事故ZEROプロジェクトとして、PR動画『止まろう岡山』を2022年4月6日(水)より公開した。歩行者が横断歩道を渡ろうとしているのに一時停止しない運転マナーの悪さに対して警鐘をならす動画となっていて、岡山が特に止まらないワースト1位となったことに伴う啓発活動の一環。(岡山もひどいが、東京も停車率が低い)



●『止まろう岡山』のテーマは「信号機の無い横断歩道での車の一時停止」

2021年に公表された一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)の調査によると、岡山県にて歩行者が横断歩道を渡ろうとする場面で一時停止した車はなんと10.3%のみに留まったという(JAF調べ)。その数値は全国最下位。





車の横断歩道の一時停止については、昨年世の中の関心が高まり全国平均でおよそ10%改善されたが、岡山県は全国の伸び率と比較すると動きが鈍く、一昨年2020年の全国ワースト3位の結果から、ついにワースト1位へ降下した(※1)。



歩行者に譲る気運は、全国的には高まっているという
この結果を受けて同社は、ワースト1位となってしまった地元岡山県の意識改革を目的に、昨年と同様「信号機の無い横断歩道での車の一時停止」を啓発するための動画を制作した。
コミカルだが辛辣な動画を見て、岡山以外の人も、この機会に自身の運転マナーを見直したい。

●マラソン大会になぞらえた動画公開

この動画の舞台は「マラソン大会」。各人のゼッケンには全国の県名を想起させる名字が記載されている。走行場所はよく見ると「自動車教習所」。ゴールする瞬間、横断歩道が目の前に現れるが、唯一ルールを無視するランナーが。この結末はぜひ動画で。



止まろう岡山(60秒 Ver.):