なんだが料理の盛りつけがうまくいかず、パッとしない…ということはありませんか? 「器選び」と「盛りつけ」を少し工夫するだけで、食卓をおしゃれに演出することができるんです! 今回は、フードスタイリストの河合さんにどんな料理にも合うお皿とワンプレートの選び方、盛りつけの工夫を教えてもらいました。

1枚買いたすなら、料理を選ばない「切立皿」

切立(きったて)皿とは、縁に垂直な立ち上がりのある皿のこと。「シンプルだけど、どこかスタイリッシュに見える器です。手もちのお皿にない質感やカラーを選べば、より新鮮な印象に」

●添えものを奥に置くと立体的に!

つけ合わせの薬味などのあしらいは、皿に余裕がある場合は、料理の奥に添えることで立体的に。「お皿の余白がないときには、料理の上にあしらいを飾りましょう」

・プレートno:HPB004(直径22×高さ2.1cm)電子レンジ○、食洗機○ ¥3300(ハサミポーセリン)

こんな料理にも合う!

1枚あると食卓に変化が生まれるうえ、使い勝手もよい切立皿。マットな質感&ブラックを選べば、野菜炒めも引き立ちます。

 

●おすすめの切立皿カタログ

美濃焼をモダンにアレンジした器

伝統的な美濃焼をモダンにアレンジした器で、和食にも洋食にも合う風合い。

「素材をガラッと変えるだけで、料理も違って見えますよ」

・ループ25cmプレート(直径25×高さ2cm)電子レンジ○、食洗機×各¥4620(ともにSAKUZAN)

 

ヘリンボーン柄の切立長皿

和の雰囲気もある、ヘリンボーン柄の切立長皿。「柄を生かした配置もおすすめ。卵焼きなど単調な印象のおかずをのせると見栄えがアップ」

・Pヘリンボーン 長角皿(幅27×奥行13×高さ2cm)電子レンジ○、食洗機○ ¥2750(アイユー)

ワンプレートの器はサイズ選びが重要

ワンプレートの盛りつけは、器のサイズ選びに秘訣が。「3品までなら直径約21cm、4品以上は直径約25cmのお皿がおすすめ。トーストやパンケーキなどの主役は、左手前に置くと見栄えがいい感じに」

・SEASON01プレート(直径22×高さ2cm)電子レンジ○、食洗機○ ¥2970(マルヒロ)

 

●自宅でもカフェのような盛りつけに

ワンプレートに盛りつけることで一気にカフェ気分に。「トーストの上にスクランブルエッグなど、パンに合うおかずをのせて、品数とスペースを調整します」

<盛りつけ順のポイント>

主食を左手前に置き、あとは順に時計回り。トーストは縦斜め半分に切って立体感を。

トーストに卵をかけて、サラダ、果物を配置。

「中央に隙間ができないよう、トーストを斜めに置くのがポイント」

 

●おすすめのワンプレート皿カタログ

砂岩土を使った器

素地(そじ)に砂岩土を使っているので、ラフな手触り。


「グレー(上)はスタイリッシュ、スモーキーなピンク(下)は華やかな印象に」

・CLK-151プレート200mm(各直径20×高さ1.8cm)電子レンジ○、食洗機○ 各¥2420(ともにKINTO)

 

繊細な雰囲気の丸皿

薄くて、繊細な雰囲気の丸皿。

「白(上)は1枚もっておくと重宝します。カーキオリーブ(下)はクラフト感のある手触りです」

・プラート7.5プレート(各直径21×高さ2cm)電子レンジ○、食洗機○(カーキオリーブは食洗機×)各¥2200(ともに4th-market)