だんだんと暖かくなってきて、薄着になる季節が本格的に到来。いつの間にか増えた体重は、糖質オフで早めにリセットをしておきませんか。カロリーを気にせず食べてOK、揚げ物もマヨネーズもOKな糖質オフ成功へのポイントをご紹介します!

まずは2週間の糖質オフ生活を続けてみる

糖質オフは、糖質を控えることで血糖値の上昇を抑え、太りにくく、やせやすい体をつくるダイエットです。まずは2週間続けて効果を確かめて!

●やる気になるメリットはここ!

・カロリーを気にせず食べてOK

・家族と一緒に食べられる

・間食を我慢しなくていい

・肉も魚もたっぷり食べられる!

・揚げ物もマヨネーズもOK

糖質オフを実践する際に気をつけたい5か条をご紹介。ここさえ押さえれば、健康的かつきれいにやせられます。

●1:一日当たりの糖質量は100〜120gを目標にする

一日の目標糖質量を100〜120gに設定し、糖質の少ない食材を上手に組み合わせて、1食当たり26〜33g(※)になるように献立を工夫します。

白菜やしらたき、卵など、低糖質でカサの出る食材を味方につけると、満足度もアップします。

この糖質量は肥満の人を対象としています。体型に合わせて一日220g以内に調整してください。

●2:ご飯やパン、麺類などを控える

主食であるご飯、パン、麺類はほとんどが炭水化物。糖質量が多いので、ダイエット中は控えめに。逆に、食物繊維やビタミン、ミネラルの供給源となる野菜やキノコ、海藻類などは健康のためにも積極的に活用しましょう。

●3:調味料の糖質に注意する

意外と見落としがちなのが、調味料に含まれる糖質量です。砂糖やみりんは高糖質。また、料理酒や中濃ソース、トマトケチャップ、カレールウなども糖質が高いので、味つけの際にはできるだけ使用する量を減らす工夫を。

【調味料に含まれる糖質量】

・みりん 糖質2.6g(小さじ1)

・酒 糖質4.9g(100mL)

・中濃ソース 糖質6.3g(大さじ1)

・砂糖 糖質3g(小さじ1)

●4:一日3食しっかり食べる

食事の回数は一日3食が基本。食事の間があくと血糖値が急激に上がりやすくなりますが、規則正しく食べれば血糖値も安定します。「朝食抜き派」という人は、まずその習慣をあらためることから始めて。

●5:タンパク質をしっかりとる

糖質を控える分、活動のエネルギー源としてタンパク質が必要に。また、タンパク質は筋肉をつくる基となるので、不足すると筋肉量が落ちて基礎代謝も低下。太りやすくなるので、肉や魚、大豆製品などはしっかりとりましょう。

不安やギモンを解決!糖質オフQ&A

●Q.糖質オフは体に害はないの?

血糖値が上がりにくくなるので糖尿病予防に役立つほか、中性脂肪の数値を下げるなど、健康な体づくりにもつながります。ただし、体調や体質で合わないこともあるので、不調を感じたら中止して医師に相談を。

 

●Q.土日や外食はどうすればいいの?

土日も糖質の少ないメニューを工夫し、外食する際はどんぶり物や麺類は避けて、肉や魚のおかずを単品で。自由におかずが選べるビュッフェもおすすめです。ドリンク類は無糖のものをセレクトし、デザートは控えて。

 

●Q.子どもも一緒に糖質オフをしていいの?

成長期の子どもは、発育・発達に必要な栄養素を過不足なく摂取することが大切です。糖質もそのひとつで、体を動かしたり、細胞をつくるエネルギー源にもなります。主食を抜くことは避け、糖質を適正量とるようにして。

 

●Q.2週間続けたあとはどうすればいいの?

正月太りが解消したら元の食事に戻してもいいし、もう少しやせたければそのまま糖質オフ生活を続けてもOK。終了する場合は糖質の過剰摂取に注意し、バランスよく食べてリバウンドを防ぎましょう。

 

子ども、妊娠中やその可能性のある方、持病のある方は糖質オフを行う前に主治医に相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください

極端なダイエットは健康を損なう恐れがありますので注意が必要です