50代、春を心地よくする片づけ。増えた分の服を手放し、ソファはカバー変更
春は気持ち新たに迎えたいもの。そこで、不要になったものを手放したり、家具を変えたりする人も多いのではないでしょうか? 50代で心地よい暮らしを意識している50代ブロガーの中道あんさんに、今年の春、手放したものや新しくしたものを教えてもらいました。
クローゼットの服を処分、ソファを一新。気持ちよい春を迎えるために
冬が大の苦手なので3月になり寒さも和らいでくるとなんだか気分が上がってきます。一年の始まりは元日からですが、行動の始まりはやはり3月からですね。寒いとどうしても引きこもりがちになります。ということで、気分をすっきりと始めるにはまず要らないものから処分していくこと。手始めにクローゼットの要らないものを処分。ここ1年間で着なかった洋服をどうするかを考えました。
●私の処分する基準
じつはコロナが猛威を奮っていたこともあり、ほとんど家にいました。だからオシャレを楽しむというより、家では犬とたわむれて爪で引っかかれても、汚れても気にならない。お手入れも楽ちんなスタイルで過ごしていました。この冬はユニクロのカシミヤセーターのデニムが定番。暖かいし洗濯にもタフだし、毎日コレでした。そうすると、お出かけ着でもないワンマイルウエアの出番がなくて…。きっと来年も着ないだろう。という服を処分することにしました。
ヘビーローテーションできたセーターは洗濯頻度も高く消耗しており、残念ながら寿命も短い。これを来年また着ようとは思えません。十分に元を取ったと割りきって断捨離します。
●ワクワクしないものは処分
この春には新しい服を購入したので、増えた分だけ処分することにしました。ちょっと前までのお出かけ着はきっともう出番がありません。少し前のお気に入りが今もときめくとは限らないからです。手放す決め手は鏡の前で着てみること。きっと、「なんだかな〜」と感じることでしょう。だってワクワクする新しい服が出番を待っているのですから。もう手放すしかありません。
本当はメルカリなどでリサイクルすればいいのだろうけれど、その手間にかける時間がもったいない。犬の散歩がてらリサイクルショップに引き取ってもらうつもりです。これでクローゼットの風通しがよくなり、気分もスッキリして本格的に春のオシャレを楽しめそうです。
●壊れたもの、傷んだものは直すという選択も
要らないもの、壊れているもの、傷んでいるものをずっと持ち続けていては運気が上がらないような気がします。でも、例えば、いくらお気に入りでも欠けた食器で食事をするのは、美味しさが半減しますよね。でも、ただ捨てるという選択よりも、直すということもできます。
先日、ラグジュアリーホテルの和食料理店で、目にも美しいお料理が「金継ぎ」された器に盛りつけられてだされました。そんなときあなたならどう思われますか。「あら、やだ修理した器なんて、貧乏くさい」と思われますか。形あるものはいつか壊れる。少し欠けた程度で役目を終わらせるのではなく、修理して愛用していく。生まれ変わった姿を新しいと受け取ってもいいんじゃないかしら。それがお客様に対して失礼になるとは思えないのです。
●ボロボロになったソファのカバーを変えた
壊れても、どうにか工夫して使い続ける。わが家の場合は犬がひっかいて傷だらけになったファブリックソファ。7年ほど前でしょうか。当時は思い切った買い物で大事に使っていました。それが2017年パピーだったイングリッシュコッカーとの暮らしが始まると、犬の習性なのかソファにガリガリと穴を掘る。あっというまに見るも無残なぼろぼろにされてしまいました。そこで布カバーをかけボロ隠しをしたのですが、そのカバーも1年ほどでボロボロに。
春になったので気分も新たに、ソファカバーの布を買いに出かけました。でも結構いいお値段がしたのです。またすぐにボロボロにされるかも…。そこでソファを買ったお店に連絡して、犬用のカバーに張替えることはできないか問い合わせをしてみました。なんとペット対応ソファカバーがあったのです。布を購入するよりも、当然費用はかかるのですが、「春のお家リフレッシュ」の効果は高く持続性もあるのだろうと、思い切って購入することにしました。ボロボロになった布カバーは犬の穴掘りのために置いておくことにしました。
クローゼットを整え、ソファを一新すると一気にテンションが上がっていきました。まだまだこれからも、要らないものを手放して気持ちよい春を迎えたいと思います。