リビングの片づけは半分だけでいい。達人たちの「散らからないルール」
家族が家で過ごす時間が増え、「部屋を片づけなきゃ…」とますますストレスを感じていたりしませんか? そこで今回は、片づけがラクになる方法を、暮らし上手な3人の達人に聞いてみました。がんばらなくても自然に片づく家を目指してみましょう!
散らからない仕組みをつくっておけば、片づけいらず
そもそも散らかりにくい環境づくりや、家族が自分で片づけやすいシステムづくりをしておけば、片づけをしないですむ家に! 知的家事プロデューサーの本間朝子さん、家事研究家の香村薫さん、SNSでの育児や家事のアイデアが共感を集めているボンベイさんが実践しているワザを拝見!
●書類はペーパーレスコーナーをつくって即処理
玄関から部屋までの動線上にコーナーを。「必要な書類はスキャンしてすぐにデータ化。そばにゴミ箱と、未処理書類、保存書類を分けるボックスを用意すれば、部屋にあふれません」(本間さん)
●セット収納を心がける
ダイニングなどの共有スペースで使う仕事道具、文房具、家計管理一式、メイク道具などは分野ごとにセットにして収納。「使うときに箱や引き出しごと運べば、戻すのも簡単です」(本間さん)
●テレワーク用品はキャスターつきボックスにまとめる
「テレワークの書類やパソコン回りのものは、キャスターつきのボックスに収納。ダイニングで仕事したあともさっとしまって移動できます」(香村さん)
ニトリの定番「Nインボックス」を使用。
部屋を分けて片づけの完璧主義をやめる
家じゅうを常にきれいにしておくのは至難のワザ。「散らかっていても許容するスペースを決め、“ここだけは!”という場所さえ片づいた状態にすれば、心穏やかに過ごせますよ」(ボンベイさん)
●リビングは半分だけ片づける
リビングは、半分を子どもスペース、半分を大人スペースと決め、子どもスペースは散らかっていてもOKに。「疲れたときは無理せず、片づいた大人スペースでくつろぎます」
●投げ込み部屋があれば突然の来客もあわてない
納戸を投げ込みスペースに。「宅配で来た荷物やつくりかけの子どもの工作など、とりあえずなんでも入れておける場所を決めて忙しいときは投げ込み。急な来客があっても安心です」
片づく家を手に入れるためには、最低限のルールや仕組みだけきちんとつくっておくこと。家族さえ居心地がよければ、完璧に片づいてなくてもいいんです! 達人のアイデアを参考に、快適な部屋づくりに挑戦してみてください。