ホテルの手荷物運びやフライドポテト調理もロボットで (後編) JAPAN PACK、HCJレポート
<後編目次>■ロビジーブースはロボットカフェを演出
■リンレイはCYBERDYNEの掃除ロボットを活用
■遠隔接客端末、IoT端末としてのシャープ「RoBoHoN」
■自動倉庫技術を使った手荷物自動預かり「バゲッジキーパー」
■シンテックホズミのロボットはホテルで活躍中
●リンレイはCYBERDYNEの掃除ロボットを活用
リンレイのブースではCYBERDYNEの掃除ロボット「CL02」が出展されていた。リンレイのカーペット用のケミカル剤を使うことで、毛足の長いカーペットも掃除することができるという。リンレイは東急コミュニティーと2020年1月からオフィスビル清掃にロボット掃除機を使う実験を行なっている。

リンレイブースで出展されていたCYBERDYNEの掃除ロボット「CL02」
●遠隔接客端末、IoT端末としてのシャープ「RoBoHoN」
■動画:
ホテル向けソリューションとしては、シャープ「RoBoHoN(ロボホン)
」を使った法人向けの新しい提案が行われていた。ロボホンがセンサーによる自動案内のほか、遠隔接客端末として使用でき、非対面・非接触で受付ができるというものだ。操作側はロボホンから送られてくる映像を見ることもできるし、手元の端末から文字入力することで、ロボホンに喋らせることもできる。
このほか、室内のテレビ端末と連携することもできる。最近のビジネスホテルではレストランや大浴場、またコインランドリーなどの混み具合を室内のテレビで確認することができるが、それらIoTソリューションとロボホンが連動するというものだ。シャープが2022年4月から販売する、ホテル客室向けインフォメーションシステム「Inforia」と連携する。

室内のテレビ端末、ホテル内IoTソリューションとも連携
●自動倉庫技術を使った手荷物自動預かり「バゲッジキーパー」

オカムラ 手荷物自動預かり「バゲッジキーパー」。これは展示用で、実際には内部機構は見えない個人的にインパクトがあったのが、オカムラの自動搬送型荷物保管システム「バゲッジキーパー
」である。自動倉庫技術を使って、客の手荷物を自動で受け取ったり受け渡しできるシステムだ。それだけならコインロッカーと同じだが、コインロッカーでは人の手が届く範囲までしか容積を使えない。だが、このシステムなら空間をもっと有効活用できる。すでに2件、「変なホテル奈良」と「ホテルタビノス京都」に導入事例がある。

人の手を介することなく手荷物を預けたり引き出したりできるオカムラではホテル以外の場所、駅や空港にも展開していきたいと考えているという。たとえば、このシステムに手荷物を預けてしまって、そのコンテナごと客の目的地まで運んでしまえば、客は手ぶらで旅行することもできる。インバウンド消費などが回復する「アフターコロナ」を見据えたソリューションだ。

預け入れ/取り出し口
●シンテックホズミのロボットはホテルで活躍中

シンテックホズミのロボット「AISLE」シリーズ。中央は紫外線照射の除菌ロボット。搬送ロボットで知られるシンテックホズミ
も株式会社タップのブースにて、搬送などマルチユースのサービスロボット「AISLE」シリーズを出展。これらはすでに名古屋マリオットアソシアホテルで手荷物やリネン類を運んだりするのに使われているという。
■動画:
