もしかして自分の親は“毒親”では…? そんな違和感を抱えながら生きていく人も少なくありません。 ここでは、ESSE読者(30代女性)の実際の体験を漫画でお送りします。 インタビューと漫画は、コラムニストのおおしまりえさんです。

【読者体験漫画】毒親の母への反抗。【中編2/3】

(前回までのあらすじ)

幼少期から母に厳しくされてきたAさん。しかし、異常なまでの厳しさと、妹との愛情の格差に、中学生になってようやく母のおかしさに気づいてきたそう。反抗することを覚えたものの、待っていたのは…。

 

●教育虐待をしてくる母親についに反抗するもエスカレート

中学に上がり、体格も知性も成長した私は、だんだんと母の言いなりにはならないようにしてきました。でも、母はことあるごとにテストの点数や成績をなじり、もっと勉強しろと怒ってばかり。あるときテストの点数で口論になった際、母がとんでもない行動をとってきました…。

今でも母はなぜあんなにキレていたのか、分かりませんでした。

●ものが飛んできて流血…。身の危険を感じていよいよ決心

 

この母の厳しさや態度のおかしさは、周りにも伝わっていました。

ある日門限を少しだけ遅れてしまったとき、心配した友人がわざわざ自宅まで母を説得しに来てくれたこともありました。

幸いにして大事には至りませんでしたが、さすがにこの頃からは、なんとしても家から出ていこうと、心に誓ったのでした…。
次回、この続きは、1月9日に公開します。