ESSEで紹介したおせち料理のなかから、アンケートでとくに人気のあった、簡単にできる定番おせちを厳選! 人気料理コラムニストの山本ゆりさんの「紅白なます」と、料理家のきじましゅうたさんの「プチ伊達巻」のレシピを紹介します。

 

さわやかで素朴な味の紅白なます

 

切ってあえるだけで1品が完成! ごちそうの箸休めにぴったり。山本ゆりさんに教えてもらいました。

●紅白なます

材料(4人分)

大根 6cm(200g)
ニンジン 1/6本(20g)
塩 小さじ1/2
A[酢大さじ2 砂糖大さじ1]
いりゴマ(白・好みで) 適量

【つくり方】

(1) 大根、ニンジンは千切りにする(大根はやや太めの千切りに)。ボウルに入れて塩をふり、軽くもんで15分ほどおき、しんなりしたら水気をよく絞る。

 

(2) ボウルに(1)とAを入れ、よくあえて味をなじませる。器に盛り、ゴマをふる。

[1人分22kcal]

 

<ポイント>

ニンジンは大根に対して1/10量にするときれい。ユズ釡に入れても。

 

読者からの口コミ

「ほどよい酸味が家族にも好評でリピートしています。彩りのバランスも知れてよかったです」(神奈川県・45歳)

 

フードプロセッサーなしでつくれる!プチ伊達巻き

小さめサイズの伊達巻きはほんのり甘くて食べやすい。きじまりゅうたさんに教えてもらいました。

●プチ伊達巻き

材料(13×18cmの卵焼き器1台分)

卵 3個
はんぺん 30g
A[みりん、砂糖各大さじ2 しょうゆ小さじ1/2 塩小さじ1/4]
サラダ油 適量
ナンテンの実(あれば)適量

【つくり方】

(1) ボウルに卵を割り入れ、Aを加えてよく混ぜる。

(2) はんぺんはザルにのせ、木ベラでつぶしながら裏ごしし、(1)に加えて混ぜる。

(3) (2)をザルでこす。

(4) 卵焼き器にサラダ油を熱し、余分な油をペーパータオルでふき取り、全体になじませる。

(5) 卵焼き器が十分に温まったら、(3)の卵液を注ぎ、フタをして10分ほどごく弱火で焼く。

(6) 全体が膨らみ、表面が湿っているうちに裏返し、さらに3分ほど焼く。

(7) まな板に巻きすを広げ、手前側に(6)を先に焼いた面を下にして、横長に置く。

(8) 熱いうちに手前からきつく巻き、両端を輪ゴムでとめ、立てておく。粗熱がとれたら、1から1.5cm厚さに切り分け、器に盛る。あればナンテンの実を飾る。

[全量422kcal]

読者からの口コミ

「今まで手づくりしたことがなかったのですが、専用の道具もいらないのですごく簡単でした」(熊本県・35歳)