今年10月に行われた衆院選で10回目の当選を果たし11月に自民党幹事長に就任した栃木県連会長の茂木敏充さんが22日、とちぎテレビの独占インタビューに応じ、今年1年を振り返りました。

茂木幹事長:「 総選挙後2年2カ月務めた外務大臣から自民党幹事長に就任しました。外務大臣時代は国際会議、各国外相との会談で忙しかったが、(今は)それ以上に忙しいと思っています。国会対策、選挙、人事、政策調整、さまざまな課題があり忙しい毎日を送っています。来年は参院選があるのでしっかり勝って安定政権を確保していきたい」

党の幹事長に就任してからこれまでわずか1カ月あまりで日本中を駆け巡り国民の思いを聞いてきたといいます。

 

茂木幹事長:「幹事長に就任してから沖縄、山梨、青森、岩手、大阪、三重と毎週末のように地方に出張し、地域の方々と意見交換して国民の声を吸い上げる取り組みも進めています。国民目線に立って国民との距離を縮めながら政策の実現力、改革の実行力で国民の期待に応えていきたい」

一方、来年栃木県内で開かれる予定のいちご一会とちぎ国体や栃木県が誘致を決めたG7サミットの閣僚会議について、できる限りバックアップしていきたいとしています。

茂木幹事長:「栃木県では来年42年ぶりにいちご一会とちぎ国体が開催されます。3月には各国の駐日大使などを外務省の飯倉公館に招いて栃木県の魅力を発信する地方創生イベントを開催することになりました。コロナでこのイベントは開催されていませんでしたが、再スタートが栃木県になる。栃木の農産物をはじめさまざまな魅力を世界に向けて発信していきたいと考えています。2023年に日本はG7の議長国になるため、栃木県と日光市が閣僚会合の誘致を申請しています。日光は豊かな自然と歴史・文化を有する国際観光都市。かつて中禅寺湖の周辺には各国の大使館が建てられ夏は外務省が日光に移ると言われた時代もあり、国際避暑地として栄えた歴史もあります。引き続き私も誘致をサポートしていきたい」