ユーザーからの違反コメント報告を促進する取り組みが強化ヤフー株式会社は、インターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」が提供する「Yahoo!ニュース コメント」(コメント欄)で、ユーザーによる違反コメントの報告を促進するために、違反報告の導線を分かりやすい形に変更したことを発表した。違反コメント投稿を繰り返すユーザーに向けた投稿時の注意メッセージも変更。違反コメントを続けた場合に起こり得る法的リスクを明示するなど、より強い表現を用いた警告が行われるようになっている。「Yahoo!ニュース」のコメント欄は、2007年に開始された。ニュースに関する多様な意見を出し合い、新たな視点を得るきっかけとなることを目的としているが、誹謗中傷などの内容を含む投稿がしばしば見られることもあり、より安心して使えるコメント欄の実現が急務となっている。以前から同社では、コメントポリシーに違反投稿の具体例を分かりやすく明示したり、24時間体制の専門チームによる人的なパトロールと、自社開発の「深層学習を用いた自然言語処理モデル(AI)」などのテクノロジーを駆使して、誹謗中傷をはじめとする違反コメントを1カ月で約350,000件削除したりという対策を講じてきた。今回、ユーザーからこれまで以上に違反コメント報告の協力を得られるように、違反報告の導線をブラッシュアップ。一例として、これまでは各コメントの「…」のアイコンをクリックすると「このコメントを報告する」が表示される仕様であったが、この「…」のアイコンが「非表示・報告」というものに変更されている。これまでのアイコン(左)と分かりやすくなった変更後のアイコン(右)違反報告画面では、報告する理由を選んで任意で詳細を記入して送信ヤフー株式会社
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2021/12/22