2年続けてコロナ禍の年の瀬 歓楽街の様子は?
2年続けてコロナ禍での年の瀬です。栃木県内の感染状況は落ち着きを見せていますが、外でお酒を飲む機会がめっきり減った中で歓楽街の夜の状況はどうか取材してきました。
年の瀬の週末・金曜日、宇都宮市のオリオン通り。厳しい寒さでしたが人通りは多く感じられます。
みそだれの焼き鳥が名物の「かんちゃん」。
店内はもとより屋外にもたくさんの客がいてお酒を楽しんでいました。
予想外だったのは県外からの人が多かったこと。埼玉、神奈川、東京、中には福岡の博多からという人もいました。仕事の都合で来た人がほとんどです
マスクをつけて酒を楽しむ客。
店は感染防止対策を徹底しアクリル板は二重。
店内で声を出す客に対しても慎重な姿勢で対応していました。
客足は戻ったのか、回復の兆しを聞いてみました。
かんちゃん 神田直樹さん:「客が戻ったのは週末だけ。平日はたぶんみんな全然例年通りにはいかない。感染者は少ないけど仕事帰りに飲みに行くのはちょっとって思っていると思う」
一方こちらは居酒屋「串之家」。やはり感染防止対策は徹底しています。
6人の店員が切り盛りし週末は忙しいと話します。
店内は2人から4人程度のグループばかりで、忘年会のような形式はほぼ見られません。
こちらの店ではGOTOイートや宇都宮市の食べトクチケットなどクーポンが使用できます。
串之家 中村泰三さん:「チケットを使われる方も多いですね。発売した当時に一気に来るかなと思ったんですが、その時に買って年末使うようにとっておいた方が多い」
感染拡大への不安が続く中、きちんとした対策が楽しい時間を作り出すことを改めて感じた年の瀬の夜でした。