化粧品製造企業が矢板に新工場 生産能力拡大へ
東京に本社を置く化粧品の製造企業がすでに工場がある矢板市に新たな生産拠点を建設します。メディア向けの説明会が20日、開かれました。
矢板市こぶし台に新たな工場を造るのは化粧品製造業の東色ピグメントです。
この企業は県内では宇都宮市と矢板市に工場を構えていて、このうち矢板市の工場ではファンデーションなどの化粧品をケースや箱に詰める作業を行っています。
新工場ではこれまでの作業に加えて化粧水やクリームといったスキンケア化粧品などを生産から仕上げまでを一貫して行い、生産性を大幅に向上させます。
建設予定地は現在の工場の北側で、敷地面積がおよそ2万平方メートル、およそ30億円を投資して造ります。
パートなど100人以上の新たな雇用を見込んでいて、廃棄物の削減といった環境に配慮した取り組みにも力を入れる方針です。
東色ピグメントの新工場は2022年11月から稼働する予定です。