いたずらっ子のアルバート君(3)と6歳の姉(画像は『The Daily Star 2021年12月17日付「Mum howling with laughter after little boy, 3, orders farts through Amazon Alexa」(Image: Triangle News)』のスクリーンショット)

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スマートスピーカー「アレクサ(Alexa)」は音声だけで音楽を再生したり、調べ物をしてくれたり、お買い物だってできてしまう優れものだ。このたびイギリスに住む3歳の男の子が、誤ってアレクサで“オナラ”を購入していたことが判明し、一家を爆笑の渦に巻き込んだ。『The Daily Star』などが伝えている。

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英サウサンプトンに住む2児の母ジェマ・ホッジスさん(Gemma Hodges、31)のもとに最近、アマゾンから身に覚えのないメールが届いた。

メールには「アマゾンでのお買い上げ、ありがとうございます」と書かれており、ジェマさんはすぐに3歳の息子アルバート君(Albert)がアマゾンのアレクサで買い物をしたことを突き止めた。

実はアルバート君、長女エレノアちゃん(Eleanor、6)と遊んでいて、おふざけで「ブウ〜」とおならの音を鳴らしてみた。するとアレクサがすかさず「クリスマスのオナラ拡張パック(Christmas Farts Extension Pack)はいかがですか?」と質問、アルバート君は喜んで「イエス!」と返答したのだった。

ただそこは3歳、もちろん自分がショッピングをしたことなど分かるはずもない。ジェマさんは「拡張パックは約300円(1.99ポンド)でしたが、メールをチェックしている間、アルバートが隣の部屋で大笑いしているのが聞こえてきたのです。部屋にはアレクサが出すクリスマスのバージョンのオナラの音が響いていて、アルバートは床の上で笑い転げていました」と当時を振り返り、このように続けた。

「アルバートはまるで、自分がアレクサからオナラの機能を引き出したことを誇りに思っているようでした。拡張パックはいわゆるプレミアムバージョンで、ドラゴンやベートーベンのオナラの音も含まれているものだったのです。」

「アルバートにはアレクサでの買い物について説明しましたが、本人は特に気にする様子もなく、とにかく面白くて仕方がないようでした。あの子は夫の車のカギを隠してみたり、洗濯機を勝手に回してみたりとかなりのいたずらっ子。でも愛されキャラで、我が家には笑顔が絶えないんですよ。」

なおジェマさんはアルバート君が他にも買い物をしているのではとハラハラしたというが、幸いにもオナラ以外の請求はなかったようで「これを教訓にアレクサの音声ショッピングの機能をオフにすることにしました」と笑った。

ちなみにアレクサではないものの、過去には4歳児がアマゾンで918本のアイスキャンディを注文して28万円の請求が届いたり、2歳児が4万円超のソファーを注文したケースも世間を驚かせていた。

画像は『The Daily Star 2021年12月17日付「Mum howling with laughter after little boy, 3, orders farts through Amazon Alexa」(Image: Triangle News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)