栃木県議会は17日、新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ221億円あまりを追加する補正予算案など24の議案を可決し閉会しました。

栃木県は今回の本会議で新型コロナウイルスの感染患者を受け入れる臨時の医療施設の整備や旅行割引事業「県民一家族一旅行」の対象を福島、茨城など隣県4県に広げる事業など合わせて221億円あまりの補正予算案を県議会に提出しました。

この補正予算案について17日、共産党栃木県議団の野村節子議員が「県民一家族一旅行の対象を隣県に拡大することについては慎重になるべきだ」などと反対意見を述べました。

その後、採決が行われ賛成多数で可決されました。

過去最多の12回目となった今回の補正後の一般会計は1兆1,235億円あまりとなります。