【漫画】ホラー注意…?凶悪な霊が蔓延る心霊スポットで“他人の死亡フラグ”すらも叩き折る「体育教師」が話題
女の幽霊が出るという噂がある廃病院で学生が撮影した、とある映像。撮影を楽しむ学生たちは、知らず知らずのうちに幽霊が跋扈(ばっこ)するエリアに足を踏み入れ、死の恐怖を味わうことに――。そんな鉄板のホラー展開ですら、安定に読めるとTwitterで話題になっている漫画「ゴリ先」。
この漫画を描いたのは、“死亡フラグクラッシャー”の体育教師「ゴリせん(※ゴリラ先生)」が主人公の『〇〇で死ぬタイプの体育教師』シリーズをTwitter上で発表している酒井大輔(@sakai0129)さん。現在、ヤンマガwebで『ゴリせん』を連載しており、2022年1月20日には『ゴリせん~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師~(2)』が発売予定となっている。
今回公開されたのは『こーゆー感じのホラー映画で肝試しに行って行方不明になるタイプの高校生』と題された漫画。高校生・牧駒の提案で肝試しをすることになった一同が、廃病院内を撮影するという、いかにもありそうなストーリーだが…。一同を待ち受けるラストに全ユーザーが驚愕する内容となっている。
「不気味だな…」と恐る恐る、廃墟を撮影して回る一同の背後から、「ド、ド…」っと何かが近づいてくる。「よく見えないな?ズームは…」と慌てふためく高校生一同。その足音は「ドッ、ドッ…」とさらに近づいてくる。
漫画の読者は『コロス…』と囁きながら近づいてくる幽霊を確認できているが、肝試し中の高校生たちはまだ、その存在に気付いていない。「早く気付いて…」「志村、うしろ、うしろ!!」そんなユーザーの声を他所に、その瞬間は突然やってくる…。
「ドドドドドド!!ドドドドッ」という地鳴りとともに現れたのは、やっぱり「ゴリ先」…。
「貴様らぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ここは立ち入り禁止だぞぉぉぉ」っと叫びながら、幽霊を追い越し、生徒へと突進。当の幽霊も「え…?あの…ちょっと…」と置き去りにされ、完全に物語のメインから超モブキャラになり下がり涙目状態に。
なんとゴリ先は、毎年、生徒が廃病院に忍び込むことを知っていて、先回りして見回りをしていたのだ。もちろん、ゴリ先に捕まった生徒たちはこのあと、メチャクチャ怒られたという、幽霊より怖い結末。
■物語のメインである「幽霊」を心配するユーザーたち
置き去りにされた幽霊は?そして、生徒が肝試しに来なかったらゴリ先はずっと廃墟で待機しているの?など憶測が飛び交う話題の本作だが、漫画を読んだユーザーからは、「幽霊さんはお化け屋敷に就職した方がいい」「幽霊が完全にスルーされてるw」「もしかして、毎年こんな感じでゴリ先に怖がらせる立場もってかれているのかな?」といった意見が寄せられ、通常なら物語のメインにもなり得る「幽霊」を、逆に心配するユーザーが多数現れるなど、ゴリ先の筋肉快進撃はまだまだ続く。
画像提供:酒井大輔(@sakai0129)ゴリせん1巻発売中!