小山市の浅野　正富市長は１６日に開いた定例会見で１８歳以下の子どもに対する１０万円の給付について全額現金で年内に開始すると発表しました。

浅野市長によりますと、現金給付は今月９日から１５日まで市内の１８歳以下の子どもがいる４５８０世帯に対して行った緊急アンケートの結果を踏まえて決定したものです。

アンケートでは給付方法として「現金」と答えた人が４４３２件で９６.８％にのぼりました。

これに対し「クーポン」は４３件で０．９％「どちらでもよい」は１０５件で２．３％でした。

まず、９月分の児童手当の受給者およそ１万１７００件に今月２３日と２７日の２回に分け合わせて１０万円を振り込みます。

そのほか、高校生などの保護者や公務員、今年９月から来年３月生まれの新生児の保護者などには今後案内を送り来年１月以降には１０万円を一括給付するということです。

受給を拒否する場合は市の子育て支援課に連絡するよう呼びかけています。

また、浅野市長は今回の給付に対する国の対応について苦言を呈しました。