任期満了に伴って来年4月に投開票が行われる益子町長選挙で、元町議会議長の広田茂十郎町議会議員が16日に会見を開き、正式に出馬を表明しました。

現在66歳の広田町議は真岡農業高校、現在の真岡北陵高校卒業で、2007年に町議となって現在4期目、2015年から2年間は議長も務めました。

会見で広田町議は現職の大塚朋之町長によるまちづくりに町民の声が反映されていないとした上で、14年に渡る町議の経験を生かして町民目線の政治に戻したいと選挙への意気込みを語りました。

広田町議は12月中をめどに議員を辞職したあと無所属で立候補する方針で、選挙戦では人口減少問題のほか、町が4年後に供用開始を予定している図書館の新設事業を争点としたい考えです。

益子町長選挙は来年4月5日に告示、10日の投開票で、広田町議に先立って現職の大塚朋之町長(56)が5選を目指して既に立候補を表明しています。