特殊詐欺被害防止へ 年金支給日に一斉警戒
高齢者を狙った特殊詐欺の被害防止に向けて今年最後の年金支給日となる15日、警察と金融機関が連携して警戒活動を行いました。
宇都宮東警察署では今年最後の年金支給日に合わせて金融機関や商業施設など管内の17カ所で特殊詐欺の被害防止に向けた一斉の警戒活動を行いました。
このうち宇都宮市平松本町の栃木銀行平松支店では、警察や行員、市役所の職員など13人が参加して銀行を訪れた人たちに啓発用のティッシュやチラシなどを配り、特殊詐欺のほか年末年始の事件や事故の防止を呼びかけました。
宇都宮東警察署によりますと、管内では今年11月末までの特殊詐欺被害の認知件数は11件、被害者は全て65歳以上の高齢者でした。
警察では犯人と最初に接点をもつ電話を迷惑防止機能付きの電話機に変える対策や子どもや孫などをかたる怪しい電話を受けたら家族や警察に相談してほしいとしています。