今年も残すところあと半月ほどとなりました。

お正月の参拝者の密を避けようと県内の神社ではしあわせの先詣り「幸先詣(さいさきまいり)」が始まっています。

「足利のお伊勢さん」として地元の人などに親しまれている足利市伊勢町の足利伊勢神社です。

12月11日から「幸先詣」を始め、お正月の縁起物などを授けています。

幸先詣は12月の大掃除や冬至、お正月飾りの準備、そして新年を迎えて7日までの松の内や14日のどんど焼きなど年の初めを長く祝う日本の古くからの風習にならい、12月の中頃から2月の立春ごろまでゆったりとした期間で参拝者を受け入れることで松の内の境内の密を避ける取り組みです。

前回、幸先詣を行った県内8社の神社では三が日の参拝者が例年の3割から4割ほどになり、訪れる人を分散させることができたといいます。

今年は去年より多い20社で幸先詣を実施します。

期間中はおそろいの印の入った御朱印の授与や抽選で御朱印帳がもらえるスタンプラリーも行われます。