善意を寄せる活動 子どもたちが自発的に
コロナ禍で生活に困っている人が増える傾向にある中、子どもたちが自発的に善意の気持ちを寄せる活動が各地で行われています。
生活困窮者を支援する宇都宮市のNPO法人フードバンクうつのみやには15日、作新学院の地球環境クラブのメンバーが義援金とメッセージカードを贈りました。
義援金は学校内やウェブで子どもたちが広く募金を呼びかけたもので、メッセージカードは高校生が作成したクリスマスムードいっぱいの明るいデザインです。
作新学院では今年10月にも保護者会が中心になって食品を届けたこともあり、今回も少しでも役に立ってほしいと思いを込めて支援しました。
この日は宇都宮市の姿川中、陽南中、一条中、陽南小学校の子どもたちで組織する宇都宮中央レオクラブのメンバーも食品を届けました。
宇都宮中央レオクラブは今月で設立1周年を迎え、自分たちでできることはないかと自発的に地域の人から食品を集めたということです。
コロナ禍で生活に苦しむ人は増えていて、フードバンクうつのみやによりますと利用する人は去年の1.5倍に増加しているということです。