イブラだけじゃない!実は40歳で現役を続けている懐かしのスター6人
先日、40歳での初ゴールを決めたズラタン・イブラヒモヴィッチ。
1981年生まれの選手としては、ホアキン・サンチェス(ベティス)や阿部勇樹(浦和レッズ)たちも現役としてプレーしている。
ここでは、彼らのようには取り上げられることは多くないものの、現役で頑張っている40歳の選手を取り上げてみたい。
ロケ・サンタ・クルス
オリンピア(パラグアイ1部)所属
バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・シティでもプレーした元パラグアイ代表FW。イケメンとしても国民的人気を誇る。
弱冠17歳だった1999年のコパ・アメリカで日本代表から奪った2ゴールは衝撃的だった。
2016年からはプロデビューした古巣オリンピアに戻り、昨季は17ゴールと大暴れ。今季もこんなゴールを決めている。
Roque Santa Cruz abre al marcador para #Olimpia en Villa Elisa.
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— Tigo Sports (@TigoSportsPY) March 6, 2021
見事なヘッド!
彼は今年末で契約満了になる見込みだが、ライバルクラブであるリベルターがオファーを送ってる。オリンピアはレジェンドを手放したくない構えだが、今後の去就は本人に委ねられているとのこと。
アンドレス・ダレッサンドロ
ナシオナル(ウルグアイ1部)所属
ハビエル・サビオラらとともに2001年のワールドユースで優勝し、一躍ブレイクした元アルゼンチン代表MF。小柄ながら絶品のテクニックを持つレフティで、南米年間最優秀選手に選出されたこともある。
欧州ではブレイクできなかったが、ブラジルの名門インテルナシオナウでは12年に渡ってプレーし、ブラジル国籍も取得した。今年移籍したナシオナルではこんなアシストを決めている。
背番号は10番!プレータイムこそ限られているが、ほぼ毎試合に出場している。
将来的には指導者になることに興味があるようだが、「(引退後に)何をやるかは分からない。自分はまだ現役選手として考えている」と話している。
モルテン・ガムスト・ペデルセン
アルタ(ノルウェー3部)所属
かつてブラックバーンでもプレーした元ノルウェー代表MF。
イケメンかつ両足を駆使するプレーで人気を誇った。個人的にもサッカーゲームでお世話になった選手。
そのキック精度はいまも健在で、今季は21試合でなんと11ゴールをマーク!
しかも、コーナーキックを直接叩き込むオリンピコゴールをなんと3回も決めている。
これはすごい!背番号はお馴染みの12番だ。
本人は『The Athletic』のインタビューで「もう少しツイていれば、もっと決まっていたはずさ。4,5回はポストに当たったよ。相手GKを辱めたいわけではないんだ。ゴールを決めたい、チームのために得点がしたい。ただ、GKから『なんであんな恥をかかせるんだ?』と言われることもあるよ」と話している。
また、「世界最高の仕事をしている」と感じているそうで、まだ引退する気はないようだ。
マキシ・ロドリゲス
ニューウェルス(アルゼンチン1部)所属
かつてアトレティコ・マドリーやリヴァプールでもプレーした元アルゼンチン代表MF。現在は古巣ニューウェルスに所属している。
Maxi Rodríguez still playing like life begins at 40 😎
What a goal 🚀 pic.twitter.com/0baH6cCYyp
— Newell's Old Boys - English (@Newells_en) May 10, 2021
ただ、最近はプレー機会がかなり減っており、10月には引退説が浮上するも、本人がそれを否定。12月まである契約を全うするとしたうえで、今後については「まだ決断は下していない」と話している。
ネネー
O HOMEM, UMA MÁQUINA! NENÊ FAZ Naútico 0x1 Vasco na Série B! pic.twitter.com/Mk5WdahcOw
— FOX Sports Brasil (de 🏠) (@FoxSportsBrasil) October 24, 2021
ヴァスコ・ダ・ガマ(ブラジル2部)所属
PSGでイブラヒモヴィッチの前に背番号10をつけていたブラジル人レフティ。代表での出場経験が一度もないスターのひとりでもある。
この夏、2部落ちしたヴァスコに助っ人として復帰すると、バリバリの主力として活躍中。9月には月間MVPを受賞したほか、直近の試合でも圧巻のシュートを叩き込んでいる。
左足の威力はあの頃のまま!背番号はフルミネンセでもつけた77番を背負っている。
ヴァスコでチームメイトになった20歳のFWガブリエウ・ペキとは、5年前のイベントで選手とファンとして出会っていたそうで、まさにレジェンド的な存在になっているようだ。
ウンベルト・スアソ
ラジャ2(メキシコ2部)所属
2010年のワールドカップにも出場した元チリ代表FW。
小柄ながら、ボディバランス、球際のしぶとさ、シュートセンスを兼ね備えたストライカーだった。
通算121ゴールを決めたメキシコの名門モンテレイではレジェンドであり、2016年に一旦引退した際には彼の背番号26が永久欠番になったほど。
その後、再びプレーに復帰し、今夏にはモンテレイのリザーブチームであるラジャ2に加入。40番以下の背番号はないため、26番ではなく、62番をつけることになった。
「自分の経験を全て還元し、若者が成長する手助けをしたい」という思いで息子のような年齢の選手たちとプレーしているそう。