ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす
野球解説者の石毛宏典氏(元西武他)が9日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、同・宮本慎也氏(元ヤクルト)がゲスト出演。ヤクルトのプロ18年目・39歳の青木宣親にまつわるエピソードを明かしネット上で話題となっている。
>>ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす<<
今回の動画で宮本氏はヤクルト一筋で現役・コーチ(1995-2013,2018-2019)生活を送った中で接してきた現役選手について複数名の名を挙げながらトーク。プロ11年目・29歳の山田哲人を指導する際に意識したポイントや、同4年目・21歳の村上宗隆に感じた他の選手とは違う素質などを語った。
その中で、宮本氏は当時プロ15年目・39歳のシーズンだった2009年終盤のある試合中に、同6年目・27歳の青木にベンチ裏で激怒した話を明かす。宮本氏によると、青木は同戦で外野を守っていたというが、あるイニング中に自身の緩慢守備で打者の二塁進塁を許してしまう。その後投手が抑えたため失点にはつながらなかったが、青木はベンチに戻った後に飯田哲也コーチ(当時)に「なんやあそこ二塁とられて!」と叱責されたという。
ただ、青木がふてくされたような態度で飯田コーチに口答えしていたため、そばでその様子を見ていた宮本氏は「こいつダメだな」とイライラ。その雰囲気は周囲にも伝わっていたのか、横に座っていた後輩選手から「慎也さん我慢して、我慢して」と冷静になるように声をかけられたという。ただ、飯田コーチと話を終えた青木がベンチ裏で暴れ出したため、堪忍袋の緒が切れた宮本氏は青木をしかろうとベンチ裏に向かったという。
自身の後を追ってきた荒木大輔コーチ(同)に「慎也やめろ!」と制止されながらも、宮本氏は「お前何やってんだ!」と青木を一喝。ところが、青木が「なんなんすか!」と逆ギレしてきたため、「誰に口きいとんやオラァ!」とさらに激怒したという。
その後の展開については触れなかったが、試合後に青木から「すみません、ちょっと興奮してました」と謝罪され受け入れたという宮本氏。ただ、内心では「もうコイツはいいや」と失望の念は消えなかったと語った。
宮本氏の発言を受け、ネット上には「青木がそんな態度してたとはビックリ、年齢考えたら若気の至りとも言えないし」、「10歳以上も年上の宮本に反抗するのは生意気すぎる」、「自分の怠慢プレーが原因なのに、コーチや先輩に逆ギレするってヤバすぎるだろ」といった驚きの声が寄せられている。
一方、「当時の活躍ぶりを考えると天狗になってた部分もあるのでは」、「当時は特に生意気とか言われてなかった気がするけど、実績出してた分調子に乗ってた可能性もありそう」、「なまじ結果を出してたから、『俺に偉そうなこと言うな』って思考になってたとしても不思議じゃないな」と、成績が態度に影響したのではと推測するコメントも複数挙がった。
「2009年当時の青木は前年まで4年連続で打率3割をクリアし、この間には首位打者(2005,2007)、最多安打(2005-2006)、盗塁王(2006)とタイトルも複数獲得。また、2009年も『.303・16本・66打点』と打率3割以上をマークし、最高出塁率(.400)のタイトルも獲得。こうした活躍が続いたことから、当時のヤクルトでは代えの利かない選手の一人として立場を確立していました。当時は態度に問題があるというようなことは特に伝えられてはいませんでしたが、絶対的なレギュラーとして君臨する中で態度も大きくなっていったのではないかとみているファンも少なくないようです」(野球ライター)
2020年にチームのキャプテンを務めている青木が、過去にコーチや先輩に歯向かっていたという話を明かしファンを驚かせた宮本氏。なお、青木本人はこの行為を長らく後悔していたようで、宮本氏は2013年の引退直後に自身を食事に誘ってきた青木から「あの時は僕病んでました。すみませんでした」と再度謝罪を受けたことも動画内で明かしている。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
>>ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす<<
今回の動画で宮本氏はヤクルト一筋で現役・コーチ(1995-2013,2018-2019)生活を送った中で接してきた現役選手について複数名の名を挙げながらトーク。プロ11年目・29歳の山田哲人を指導する際に意識したポイントや、同4年目・21歳の村上宗隆に感じた他の選手とは違う素質などを語った。
ただ、青木がふてくされたような態度で飯田コーチに口答えしていたため、そばでその様子を見ていた宮本氏は「こいつダメだな」とイライラ。その雰囲気は周囲にも伝わっていたのか、横に座っていた後輩選手から「慎也さん我慢して、我慢して」と冷静になるように声をかけられたという。ただ、飯田コーチと話を終えた青木がベンチ裏で暴れ出したため、堪忍袋の緒が切れた宮本氏は青木をしかろうとベンチ裏に向かったという。
自身の後を追ってきた荒木大輔コーチ(同)に「慎也やめろ!」と制止されながらも、宮本氏は「お前何やってんだ!」と青木を一喝。ところが、青木が「なんなんすか!」と逆ギレしてきたため、「誰に口きいとんやオラァ!」とさらに激怒したという。
その後の展開については触れなかったが、試合後に青木から「すみません、ちょっと興奮してました」と謝罪され受け入れたという宮本氏。ただ、内心では「もうコイツはいいや」と失望の念は消えなかったと語った。
宮本氏の発言を受け、ネット上には「青木がそんな態度してたとはビックリ、年齢考えたら若気の至りとも言えないし」、「10歳以上も年上の宮本に反抗するのは生意気すぎる」、「自分の怠慢プレーが原因なのに、コーチや先輩に逆ギレするってヤバすぎるだろ」といった驚きの声が寄せられている。
一方、「当時の活躍ぶりを考えると天狗になってた部分もあるのでは」、「当時は特に生意気とか言われてなかった気がするけど、実績出してた分調子に乗ってた可能性もありそう」、「なまじ結果を出してたから、『俺に偉そうなこと言うな』って思考になってたとしても不思議じゃないな」と、成績が態度に影響したのではと推測するコメントも複数挙がった。
「2009年当時の青木は前年まで4年連続で打率3割をクリアし、この間には首位打者(2005,2007)、最多安打(2005-2006)、盗塁王(2006)とタイトルも複数獲得。また、2009年も『.303・16本・66打点』と打率3割以上をマークし、最高出塁率(.400)のタイトルも獲得。こうした活躍が続いたことから、当時のヤクルトでは代えの利かない選手の一人として立場を確立していました。当時は態度に問題があるというようなことは特に伝えられてはいませんでしたが、絶対的なレギュラーとして君臨する中で態度も大きくなっていったのではないかとみているファンも少なくないようです」(野球ライター)
2020年にチームのキャプテンを務めている青木が、過去にコーチや先輩に歯向かっていたという話を明かしファンを驚かせた宮本氏。なお、青木本人はこの行為を長らく後悔していたようで、宮本氏は2013年の引退直後に自身を食事に誘ってきた青木から「あの時は僕病んでました。すみませんでした」と再度謝罪を受けたことも動画内で明かしている。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw