コロナ禍で大きく変わった私たちの生活。節約も、暮らしに沿ったものにアップデートしていきたいですよね。
ここでは、読者にも人気の節約レジェンドに「節約」について話を聞きました。後半では、時代に合わせて「節約」がどう変わってきたのかをESSEのバックナンバーで振り返ります。


※写真はイメージです。

節約レジェンド4人が登場!新時代の節約とは?



読者アンケートでも人気の高い、節約達人トップ4が大集合! コロナ禍での暮らしに沿った新しい節約について語り合いました。

・元祖節約レジェンド/丸山晴美さん

節約アドバイザー。5年でマンション頭金を貯めた節約テクが話題に。現在はお金のプロとして各方面で活躍中。

・食費節約界のマドンナ/武田真由美さん

節約料理研究家。「食費1か月1万円生活」が大ブームに! 著書も多数で、新たな節約レシピを次々と発信。

・貯金オタクのユーチューバー/節約主婦mariさん
浪費家から節約家に転身し、「節約主婦mari」チャンネルを運営。リアルな家計簿公開動画や節約術が大人気。

・節約界期待のママ芸人/横澤夏子さん

ブレイク前の極貧時代を、節約で楽しく乗りきった実績あり。1歳の女の子のママで、この秋、第二子を出産予定。

・総合司会/メアリー&ミミアリー


ESSE探偵事務所に所属するお金に関する調査員、メアリー(左)とミミアリー(右)が話を聞きました!

●今の時代、節約は楽しむのが鉄則。目的は生活のランクアップ!



メアリー:ズバリ聞きます。皆さんにとって節約とは?

丸山:“人生も変えられるもの”でしょうか。現に私は節約がきっかけで人生が一変しました。

武田:同感、私も節約が大きな転機になりましたね〜。

mari:日々のモチベーションですね。節約するほど、いいことが起きる気がしています。

横澤:私は体にしみついているものかも。一生続けるだろうな(笑)。

丸山:そう! 昔は節約って恥ずかしいイメージがあったけど、本当は楽しく、自分らしさを追求できるものだと思うんです。

ミミアリー:世の中が求める暮らし方そのものですね。メモメモ。

丸山:ようやく、“真の節約”に時代が追いついてきた感じ(笑)。

武田:家計にも心にも余裕が生まれて、幸せ度も増しますよ。

mari:夢も膨らみますしね。

横澤:つまり、節約って暮らしの質を上げるスパイスなんですね!

●ESSEの歴史は節約とともにあった!?誌面で振り返る節約ヒストリー



今年40周年を迎えるESSEのバックナンバーから、各時代の節約意識やトレンドの移り変わりを振り返りました!

【1982年4月号】



80年代は読者取材はなし。節約=ケチのイメージ

ESSEの前身である『リビングブック』より。「節約」と「ケチ」は同意語と考える人も多かった時代、ジャーナリスティックな記事に反響多数。

【1990年11月号】



ESSE初の節約巻頭特集! 上品な節約ワザが多め

バブルが崩壊し、節約が脚光を浴びるように。
「時間と手間をかけた」節約を行う主婦たちの姿を追った実例取材も増えていった。

【1991年11月号】



節約ネタはどんどん過激に! 今考えると衝撃的なワザも…

世の節約熱は日に日にヒートアップ。お風呂の水の使用量を減らす工夫などを駆使して光熱費を下げるなどの「我慢・不便系」に走る人も登場。

【2002年5月号】



節約が当たり前の時代に。ブーム到来でワザも多様化!

奇をてらった節約ワザは下火になり、暮らしに無理なく取り入れられるものが主流に。女性誌では毎月のように節約特集が組まれていた。

【2006年8月号】



食費節約が流行! 旬の野菜や豆腐のレシピが人気

「1人分〇円以下」と金額を打ち出した、いわゆる“節約レシピ”が注目されるように。食材を安くゲットするための“お買い物術”特集も増加。

【2010年8月号】



ケチの印象は薄れておしゃれ化! 節約は豊かな暮らしの手段に

ネガティブイメージは完全に払しょくし、今や節約は“地球に優しい”行為の代表格に! ラクちん&時短が新たなキーワードとして定着。

<撮影/山田耕司、林紘輝 取材・文/ESSE編集>