面倒な家事こそリスト化を。週1のゆるルーティンできれいが続く
毎日忙しく過ごしていると、本当は片づけたり掃除をしたくても見て見ぬふりをしてしまい、まとめてやろうとすると結構な時間がかかり大変…なんてことはありませんか?
「暮らすだけでたまる汚れの掃除や散らかるものの片づけは、書き出して週1でルーティン化することで、意外と気軽にこなせるようになりました」と話すのは、節約術や時短家事術を雑誌やSNSで発信する家計改善コンサルタント・アドバイザーの高木瞳さん。
面倒な場所の掃除も「週1家事リスト」でラクラク
面倒な家事がうまく回せるようになったと話す「週1家事リスト」のつくり方と効果を具体的に教えてもらいました。
掃除や片づけのルーティン化できれいをキープ
私は結婚して約9年ですが、結婚当初の専業主婦時代は家事が上手く回せませんでした。「細かい家事」「名もなき家事」が次々と目に入るために家にいると落ち着かず、早朝から夜中まで動き続けていつも疲れていました。
そんななか、ふと「これが会社だったら、基本は定時で上がれるのになあ…」と思ったときに「じゃあ家事も終わりを決めたらラクになるのでは?」と思いつき、家事を全部書き出してみたことから“週1家事”リストが生まれました。
自分の家事のやり方を観察すると、目についた家事から無計画に取り組んでいるので、時間がかかったり効率が悪かったと気づきました。
期限も決めていないため、今やらなくてよい家事も目に入り、いつもやることが山積みな“気が”していたのです。やりすぎると時間や体力を奪われるし、やらなすぎると汚れがたまったり見栄えも悪くなります。家事が大変な原因は「期限がない、全量が把握できていない」ことだと分かりました。
高木さんの週1家事リスト
まずは、ホコリや汚れをためず、きれいや快適をキープしつつ最大限サボれる“最適な頻度”を整理してみました。
結果、わが家の家事はだいたい
(1) 週1回
(2) 月1回
(3) 毎日
の3つ頻度に分けられました。この中で最もあとに回してしまいあとで大変になりがちな(1)週1回の家事をまとめたのが「週1家事リスト」です。
<月曜日>
名もなき家事も曜日を決めると忘れない
表札・ポスト・インターホン
ドアノブ拭き・玄関の床掃除
土間収納の整頓
観葉植物の水やり
<火曜日>
キッチン・パントリーの整理
オープン棚のホコリ取り
ガスコンロの金具洗い
<水曜日>
水曜日は水回りの日
洗面台掃除
ソファの水ぶき
トイレ掃除
<木曜日>
ちょこちょこ掃除や片づけをすることで大掃除がラクに
高い場所のモップがけ
2階の床掃除
<金曜日>
ファミリークローゼットの整理整頓・ホコリ取り
<土曜日>
土曜日は冷蔵庫の整理・掃除ですっきり!
冷蔵庫の整理
食料品の買い出し
子どもの爪切り・耳掃除
<日曜日>
できるだけなにもせず体を休める
掃除が主なので、分散させてやる方が疲れも少なく、きれいで気持ちよい空間をキープしやすくなります。
家族で分担すればより快適!
家事は、週末の買い出しを除けば、曜日ごとに大体1日30分以内に終わるように組み合わせてあります。目安時間は、時間をかけすぎて自分の負担を増やさないためです。
火曜日はキッチン周り、水曜日は水回りなど、曜日の漢字のイメージで作業を割り振り、表を見なくてもだいたい思い出せるようにしています。ルーティーンに落とし込むことでほったらかしてしまいがちな高い所・目に見えないところも忘れず掃除できるよう組み込んであります。
あくまでやらなければいけないTo Doリストではなく、自分が心地よく家事をこなすための目安のリストとして活用しています。できなかった場合は次の週に優先的に行ったり、週末に家族で片づけるようにしています。
1週間の家事の量を見える化できたので、今日やるべきこととやらなくてよいことが明確になり、快適に生活できるようになりました。専業主婦ののち、パート、フルタイムで会社勤めしていた時期にも、そのときどきで分量を調整しつつ継続。在宅ワークメインの今もメリハリがつき、ちゃんと休みながら家の中も整っているという状態をキープでき、精神的にもラクに。
リストを見ながら夫に手伝ってもらったところ、「家事ってこんなにあるんだね」と理解し、分担できるようになったのもうれしい効果でした。年末の大掃除も圧倒的にラクになり、よいことづくめです。
忙しい方にこそ、ぜひ家事リストとルーティン化を試していただきたいと思います。
●教えてくれた人
家計改善コンサルタント・アドバイザー。Ameba公式トップブロガー。三重県在住で夫、長女、二女の4人家族。オフィシャルブログ「節約彩りLIFE*
」やYouTubeチャンネル「ぽこりんママ
」にて楽しくできる節約術や家事の時短術を発信している。インスタグラム @pokorinmama
「暮らすだけでたまる汚れの掃除や散らかるものの片づけは、書き出して週1でルーティン化することで、意外と気軽にこなせるようになりました」と話すのは、節約術や時短家事術を雑誌やSNSで発信する家計改善コンサルタント・アドバイザーの高木瞳さん。
面倒な場所の掃除も「週1家事リスト」でラクラク
面倒な家事がうまく回せるようになったと話す「週1家事リスト」のつくり方と効果を具体的に教えてもらいました。
「やることが山積み!」と感じたら試してほしい“週1家事リスト”
掃除や片づけのルーティン化できれいをキープ
私は結婚して約9年ですが、結婚当初の専業主婦時代は家事が上手く回せませんでした。「細かい家事」「名もなき家事」が次々と目に入るために家にいると落ち着かず、早朝から夜中まで動き続けていつも疲れていました。
そんななか、ふと「これが会社だったら、基本は定時で上がれるのになあ…」と思ったときに「じゃあ家事も終わりを決めたらラクになるのでは?」と思いつき、家事を全部書き出してみたことから“週1家事”リストが生まれました。
●書き出してわかった「家事が大変な原因」
自分の家事のやり方を観察すると、目についた家事から無計画に取り組んでいるので、時間がかかったり効率が悪かったと気づきました。
期限も決めていないため、今やらなくてよい家事も目に入り、いつもやることが山積みな“気が”していたのです。やりすぎると時間や体力を奪われるし、やらなすぎると汚れがたまったり見栄えも悪くなります。家事が大変な原因は「期限がない、全量が把握できていない」ことだと分かりました。
●サボれる期間は何日か考えてみる
高木さんの週1家事リスト
まずは、ホコリや汚れをためず、きれいや快適をキープしつつ最大限サボれる“最適な頻度”を整理してみました。
結果、わが家の家事はだいたい
(1) 週1回
(2) 月1回
(3) 毎日
の3つ頻度に分けられました。この中で最もあとに回してしまいあとで大変になりがちな(1)週1回の家事をまとめたのが「週1家事リスト」です。
●高木家の週1家事リストの内容
<月曜日>
名もなき家事も曜日を決めると忘れない
表札・ポスト・インターホン
ドアノブ拭き・玄関の床掃除
土間収納の整頓
観葉植物の水やり
<火曜日>
キッチン・パントリーの整理
オープン棚のホコリ取り
ガスコンロの金具洗い
<水曜日>
水曜日は水回りの日
洗面台掃除
ソファの水ぶき
トイレ掃除
<木曜日>
ちょこちょこ掃除や片づけをすることで大掃除がラクに
高い場所のモップがけ
2階の床掃除
<金曜日>
ファミリークローゼットの整理整頓・ホコリ取り
<土曜日>
土曜日は冷蔵庫の整理・掃除ですっきり!
冷蔵庫の整理
食料品の買い出し
子どもの爪切り・耳掃除
<日曜日>
できるだけなにもせず体を休める
掃除が主なので、分散させてやる方が疲れも少なく、きれいで気持ちよい空間をキープしやすくなります。
●週1家事はマストではなく、ゆるめでOK
家族で分担すればより快適!
家事は、週末の買い出しを除けば、曜日ごとに大体1日30分以内に終わるように組み合わせてあります。目安時間は、時間をかけすぎて自分の負担を増やさないためです。
火曜日はキッチン周り、水曜日は水回りなど、曜日の漢字のイメージで作業を割り振り、表を見なくてもだいたい思い出せるようにしています。ルーティーンに落とし込むことでほったらかしてしまいがちな高い所・目に見えないところも忘れず掃除できるよう組み込んであります。
あくまでやらなければいけないTo Doリストではなく、自分が心地よく家事をこなすための目安のリストとして活用しています。できなかった場合は次の週に優先的に行ったり、週末に家族で片づけるようにしています。
●「週1家事リスト」の効果
1週間の家事の量を見える化できたので、今日やるべきこととやらなくてよいことが明確になり、快適に生活できるようになりました。専業主婦ののち、パート、フルタイムで会社勤めしていた時期にも、そのときどきで分量を調整しつつ継続。在宅ワークメインの今もメリハリがつき、ちゃんと休みながら家の中も整っているという状態をキープでき、精神的にもラクに。
リストを見ながら夫に手伝ってもらったところ、「家事ってこんなにあるんだね」と理解し、分担できるようになったのもうれしい効果でした。年末の大掃除も圧倒的にラクになり、よいことづくめです。
忙しい方にこそ、ぜひ家事リストとルーティン化を試していただきたいと思います。
●教えてくれた人
【高木瞳(ぽこりんママ)さん】
家計改善コンサルタント・アドバイザー。Ameba公式トップブロガー。三重県在住で夫、長女、二女の4人家族。オフィシャルブログ「節約彩りLIFE*
」やYouTubeチャンネル「ぽこりんママ
」にて楽しくできる節約術や家事の時短術を発信している。インスタグラム @pokorinmama