「立てる収納」で省スペース。無印良品の仕切りスタンドがお役立ち
ものがたくさんあって管理できない、部屋が狭くてものが置けない、しょっちゅう探し物をしている…。このような整理収納に関するお悩み、じつは単純な思い込みのせいなのかも?
整理収納コンサルタント須藤昌子さんに、多くの人が陥りがちな収納の思い込みと解決方法について伺いました。
須藤さんはいろいろな家庭へ整理収納サポートに出向くなかで、片づけには思い込みを取り払うことが大事! と思うようになったそう。
「無意識のうちに“こうやって収納すべき”とか、“これを使わなければいけない”と思い込んでいる人はとても多いです。たとえばバスタオル。洗面所の収納が小さいなら、かさばるバスタオルをやめてフェイスタオルに変えたっていいんです」
ものの収納方法についても発想の転換を。須藤さんはノートパソコンの収納にひと工夫しています。
ノートパソコンを立てて収納すると省スペースに
「私は帆布バスケットに仕切りを入れ、立てて収納しています。ノートパソコンはそのまま置こうとすると広い面が必要で、上部のスペースもあいてしまいますよね。でも立ててしまえば省スペース。仕事の書類やファイル、文房具も同じく立てています。これなら空間を有効活用できて、出し戻しも簡単です」
須藤さんが使用しているのは、無印良品の持ち手付帆布長方形バスケット・大と、スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー3仕切・大です。
「バスケットは丈夫な帆布製だし、仕切りにしっかり立てれば倒れる心配もありません」
ちょっとした発想の転換でスペースの無駄を解決し、片づけもラクになるという一例です。
キッチンでは、ほぼ毎日使うお皿を立てて収納している須藤さん。
「キッチンはスペースを有効活用することはもちろん、調理しやすく出し入れしやすいことにも重点を置いています。IHの真下にある収納スペースに立てて収納しておくと、使うお皿を片手でとり出しサッと料理を盛りつけられて便利なんです」
ディッシュスタンドはTOTONOのものだそう。
お皿は立てて収納するのが便利で省スペースです。でも収納の広さやシステムによっては、平置きしかできないことも。
「そんなときは、お皿を買うときに選び方を意識してみてください。形状がシンプルでぴったり重ねても厚みの出ないタイプがおすすめです。高さを圧迫することなく、出し入れもしやすくなると思います」
スペースは、ものの選び方と収納テクニックでまだまだ増やすことができますよ。「ものが収納に収まらない…」と思ったら、収納方法を変えられないかぜひチェックしてみてくださいね。
<取材・文/佐藤望美>
●教えてくれた人
今、そして未来を楽する片づけを提案する整理収納コンサルタント。整理収納アドバイザー1級、整理収納コンサルタント資格を取得。整理収納サポート、企業向けコラムの執筆、テレビ出演など多方面で活躍。著書に『死んでも床にモノを置かない。
』『リバウンドしない収納はどっち?
』があり、公式ブログ「ROOM COZY 心地よい生活の始め方
」を日々更新中。
整理収納コンサルタント須藤昌子さんに、多くの人が陥りがちな収納の思い込みと解決方法について伺いました。
発想の転換で「片づけられない」を克服! 立てておく収納でスペースを有効活用
須藤さんはいろいろな家庭へ整理収納サポートに出向くなかで、片づけには思い込みを取り払うことが大事! と思うようになったそう。
●ノートパソコンは横置き→立てて収納すれば省スペース
ものの収納方法についても発想の転換を。須藤さんはノートパソコンの収納にひと工夫しています。
ノートパソコンを立てて収納すると省スペースに
「私は帆布バスケットに仕切りを入れ、立てて収納しています。ノートパソコンはそのまま置こうとすると広い面が必要で、上部のスペースもあいてしまいますよね。でも立ててしまえば省スペース。仕事の書類やファイル、文房具も同じく立てています。これなら空間を有効活用できて、出し戻しも簡単です」
須藤さんが使用しているのは、無印良品の持ち手付帆布長方形バスケット・大と、スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー3仕切・大です。
「バスケットは丈夫な帆布製だし、仕切りにしっかり立てれば倒れる心配もありません」
ちょっとした発想の転換でスペースの無駄を解決し、片づけもラクになるという一例です。
●キッチンでも立てる収納が便利!
キッチンでは、ほぼ毎日使うお皿を立てて収納している須藤さん。
「キッチンはスペースを有効活用することはもちろん、調理しやすく出し入れしやすいことにも重点を置いています。IHの真下にある収納スペースに立てて収納しておくと、使うお皿を片手でとり出しサッと料理を盛りつけられて便利なんです」
ディッシュスタンドはTOTONOのものだそう。
●立て収納ができないときは、ぴったり重ねられるタイプの器を選んで
お皿は立てて収納するのが便利で省スペースです。でも収納の広さやシステムによっては、平置きしかできないことも。
「そんなときは、お皿を買うときに選び方を意識してみてください。形状がシンプルでぴったり重ねても厚みの出ないタイプがおすすめです。高さを圧迫することなく、出し入れもしやすくなると思います」
スペースは、ものの選び方と収納テクニックでまだまだ増やすことができますよ。「ものが収納に収まらない…」と思ったら、収納方法を変えられないかぜひチェックしてみてくださいね。
<取材・文/佐藤望美>
●教えてくれた人
【須藤昌子さん】
今、そして未来を楽する片づけを提案する整理収納コンサルタント。整理収納アドバイザー1級、整理収納コンサルタント資格を取得。整理収納サポート、企業向けコラムの執筆、テレビ出演など多方面で活躍。著書に『死んでも床にモノを置かない。
』『リバウンドしない収納はどっち?
』があり、公式ブログ「ROOM COZY 心地よい生活の始め方
」を日々更新中。