エジプトとの親善試合では途中出場ながらゴールを決めたレジェス(左)
 アーセナルのFWホセ・アントニオ・レジェスがスペイン代表でのレギュラー奪取に自信をみせた。3日の親善試合のエジプト戦ではベンチスタートだったレジェスだが、後半に途中出場するとフリーキックから直接ゴールを決めてアピールに成功。7日に予定される大会前最後のテストマッチのクロアチア戦ではスタメン出場が見込まれている。

 レジェスは今季、所属するアーセナルで計42試合に出場。そのうちの10試合は途中出場によるものだったが、自身初の参加となるワールドカップではスーパーサブに甘んじるつもりはない。「コンディションは絶好調」と言い切るレジェスは、今季リーガエスパニョーラで得点ランク2位のビージャを押しのけレギュラーを獲るつもりのようだ。

「(スペイン代表の)背番号10は自分から希望した。僕が選手として成長したセビージャ時代の番号だからね。今度のワールドカップでは12番目の選手になるつもりはない。背番号に見合う活躍を約束するよ」

 スペイン代表のW杯初戦となるウクライナ戦まであと9日。レジェスはクロアチア戦でレギュラー奪取に向け最後のアピールを試みる。