天安門の近くにある「廃墟」、家主が要求した驚きの「立ち退き料」は=中国
中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、「北京の中心地に、釘子戸が残っている」と紹介する動画を配信した。天安門からわずか2キロという最高の立地に、立ち退きに応じない廃墟があると伝えている。
この地域の不動産価値について動画では、マンションの価格で「1平方メートルあたり8万から10万元(137万円から171万円)もする」と伝えている。50平米ほどのマンションを買っても、6850万円から8550万円程度かかる計算だ。しかもこれは内装工事費用抜きの価格だ。
動画によると、この周辺を開発する計画は8年前にすでに持ち上がっていたが、この「釘子戸」の持ち主は提示された立ち退き料「6000万元」に納得せず、「2億元(約34億円)」を要求し、そのままこう着状態に入ったそうだ。6000万元は今の価格に換算して約10億円だが、北京市の不動産価値は8年間の間にさらに上がっているはずだ。
このまったく価値がないような廃墟の家に対し、これだけの高額を提示されながら首を縦に振らないというのは不思議な話だ。この「釘子戸」に興味を持った人は多いようで、コメント欄には、6000万は「高すぎる」という人や、「安すぎる」、「倒れてしまったら不動産価値は0になるぞ」など多数の意見が寄せられていた。中国の不動産価格の高騰は、異常とも言えるほどで、国民の関心度は高いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
