災害時に店舗屋上駐車場を活用 足利市とコジマが協定
2015年の関東・東北豪雨や2019年の東日本台風など大規模な水害が発生していることを受けて、災害時に店舗の屋上駐車場を活用してもらおうと栃木県を代表する家電量販店と足利市が協定を結びました。
足利市と災害協定を結んだのは、宇都宮市に本社を置く家電量販店大手のコジマです。
コジマが災害時の店舗駐車場の提供に関して県内の市・町と協定を結ぶのは初めてで、足利市の早川尚秀市長とコジマの中澤裕二社長が協定書にサインを交わしました。
足利市は東日本台風で市内の河川が氾濫するなどして住宅の浸水や道路の冠水といった甚大な被害がありました。
協定は洪水の恐れがある時や災害が発生した時に足利市朝倉町にあるコジマ・ビックカメラ足利店の125台収容できる屋上駐車場などを地域住民に提供するものです。
屋上駐車場は地上からの高さも十分に確保され、車ごと避難することが可能となります。
コジマでは 県内のほかの店舗でも同様の協定を結んでいきたいということです。