自民県連選対が五十嵐氏を擁立方針
自民党栃木県連が次の衆議院選挙に向けて行っていた、栃木2区の立候補予定者の公募について4日、開かれた県連の選挙対策本部会議で小山市・野木町選挙区選出の五十嵐清県議会議員を擁立する方針を決めました。
宇都宮市内で開かれた選対本部会議には、県連会長の茂木敏充外務大臣のほか、栃木1区選出の船田元衆議院議員、栃木3区選出の簗和生衆議院議員など、およそ40人が出席しました。
会議は非公開で行われ、公募の選考結果が報告されました。
関係者によりますと選ばれたのは小山市・野木町選挙区選出の五十嵐清県議会議員(51)、5日開かれる県連の定期大会で候補としての承認を得たい考えです。
一方、これまで2区の支部長を務め「後継が円満に決まるなら支部長を交代したい」としていた西川公也氏の支持者からは、「2区の情勢や意見が反映されていない」と反発する声が上がっています。
選対本部会議に出席した西川氏は会議終了後、記者団に対し選考の過程が不服だとして支部長を続投する考えを明らかにしました。