刀剣文化伝えるサムライ映画 栃木県内で撮影へ
日本の刀剣文化を伝える日露合作映画の撮影が6月15日から栃木県内で始まるのを前に3日、監督らが県庁を訪れ、作品の魅力をPRしました。
県庁で会見したのは、増山麗奈監督や那珂川町の刀鍛冶、高野和也さんなどです。
日露合作の「歳三の刀」は栃木にもゆかりのある新選組の副隊長土方歳三を主人公に、刀をめぐって日本やロシア、過去・現代を行ききする歴史ファンタジー映画です。
6月15日にクランクインし、幕末のシーンを日光江戸村や那珂川町などで撮影することになっています。
映画を製作しているユーラシア国際映画祭では、4年前からロシアと日本の映画文化の架け橋となっていて、友好関係を深める中で合作が実現しました。
日本国内では今年12月25日に関係者への試写会を行った後、配給会社と調整次第、一般上映されるということです。
また、この取り組みは県の文化芸術活動を支援する事業にも選ばれていて、出演者などが栃木の魅力をレポートする短編映画も同時に製作され10月16日に宇都宮市で開かれるイベントで上映される予定です。