2日までの1週間の栃木県内の感染状況をまとめました。

1週間の感染者数は前週に比べて減少しているものの、変異株のスクリーニング検査で直近の割合はおよそ75%と2週連続で7割を超えています。

県内では5月27日から2日までで219人の感染が発表されました。

先週に比べて17人減少しているものの、4週連続で200人を超え依然として高い値で推移しています。

居住地別にみると最も多かったのが宇都宮市で92人、次いで小山市で22人、栃木市が16人と続いています。

また、この1週間で3人の死亡と宇都宮市内の接待を伴う飲食店で1件のクラスターが確認されました。

変異株について、この1週間での確認は前週から18人増え、175人となっています。

県が行っているスクリーニング検査をみると5月24日から30日の1週間の変異株の割合は75.4%で、前週から5%ほど増えていて2週連続で7割を超えました。

ワクチンの接種状況は県の2日時点のまとめによりますと、医療従事者で2回目の接種を終えたのは4万9,610人です。 

65歳以上の高齢者については1回目を7万8,047人に接種していて、2回目が終わっているのは7,680人です。

およそ55万5千人いる県内の高齢者全体の総接種回数でみた進ちょく率は7.72%となっています。