新型コロナウイルスの高齢者のワクチン接種について、真岡市では6月7日の週には市内全ての高齢者が2回接種できる分のワクチンが届く見通しです。

真岡市によりますと、市内の65歳以上の高齢者はおよそ2万1,000人です。

このうちおよそ34%にあたる7,070人が30日までに1回目の接種を受け、さらに2回目の接種を終えた人は830人います。

真岡市には31日時点でおよそ3万3千回分のワクチンが届いていて、6月7日の週にはさらに1万回分が到着する予定です。

これにより市内の65歳以上の市民全員が2回接種できる分のワクチンを確保できるということです。

今後は、国が目標に掲げる7月中の接種完了を目指して集団接種での1日あたりの接種回数を増やすほか、個別接種の受け入れを拡大する方針です。

このほか真岡市は31日、市内9カ所の郵便局と包括連携協定を結びました。

市ではこれまでに高齢者の見守りなど4つの協定を郵便局と結んでいて、今回は地域経済の活性化や未来を担う子供の育成などさらに4つの項目を増やしました。