とちぎビジネスAIセンター開所 人工知能など導入支援
AIなどの未来技術の導入を県内企業に進めるための拠点、「とちぎビジネスAIセンター」が宇都宮市内に完成し31日、開所式が行われました。
センターは宇都宮市ゆいの杜のとちぎ産業創造プラザの中に整備されました。
少子高齢化による担い手不足やコロナ禍が続く中での新しい生活様式への対応など、県内企業が直面する課題に対し「AI」や「IoT」など新しい技術を導入・活用することで支援していくための施設です。
センターでは文字認識やデータ分析など常に10社以上のAIを使った機器を体験できる展示スペースが設けられていて、デジタル技術の活用に向けた相談を無料で受け付ける他、人材育成や研修なども行います。
県によりますと、県内のおよそ400社にAIなどの技術を導入しているか調査したところ、導入していると答えた企業はわずか2.9%に留まりました。
県では4年後をめどに導入率30%を目指す方針です。