栃木県内13人感染 1カ月ぶり15人下回る 新型コロナ 31日発表
新型コロナウイルスについて、栃木県と宇都宮市は31日、新たに13人の感染を確認したと発表しました。
感染が確認されたのは、宇都宮市、下野市、足利市の10歳未満から50代までの男女13人です。
1日当たりの感染者数が15人を下回ったのは4月30日以来、およそ1カ月ぶりです。
県内の感染者は累計6342人となりました。
療養者数は304人で、このうち重症者は11人、入院調整中は14人です。
これまでに感染が確認された人のうち、県は新たに13人から変異株が確認されたと発表しました。
このうち7人は他の変異株患者との関連が見つかっていません。
県内の変異株累計は604人です。
近県の状況は埼玉県で67人の感染、茨城県で2人の死亡と16人の感染、群馬県で9人の感染が確認されています。
栃木市は感染が確認された2人の児童が通学する2つの小学校の児童や教諭73人を対象に30日にPCR検査を行ったところ陽性者が確認されました。学校再開は1日からです。
壬生町は高齢者対象のワクチンの余剰が発生した場合、在宅看護師を含む接種会場にいる医療従事者、続いて高齢者施設などの医療従事者、最後に接種会場の業務従事者の順にワクチン接種を行う方針を町議会の全員協議会で報告しました。
佐野市は市内の75歳以上を対象にしたワクチン接種で、これまでに接種券を発送したおよそ1万9千人のうち8割分の予約を完了しました。キャンセル分については消防や警察の職員などが接種し、今後は保育園や学校関係者に接種していく方針です。
那須塩原市は一時中断していた65歳以上の高齢者対象のワクチン接種の予約受付を6月3日から年齢ごとに3段階に分けて再開すると発表しました。電話回線を増設するほか公民館でWEB入力を手伝います。那須塩原市では6月13日から医療機関での個別接種も行います。