5月23日の市長選挙で初当選した日光市の粉川昭一市長は27日、就任後初めて定例会見に臨みました。

公約に掲げていた新型コロナウイルス感染症対策センターを市の新しい組織として設置し、集団接種の実現を目指します。

日光市では医療機関と連携して高齢者の個別接種を進めていますが現在、市内の高齢者のうち予約できた人はおよそ6割で、国が目指す7月末までに接種を完了することが難しい状況です。

そのため粉川市長は今後開始を目指す集団接種をスピーディーかつ円滑に進めていくため、公約に掲げていた新組織「新型コロナウイルス感染症対策センター」を6月上旬に設置すると発表しました。

現在「ワクチン接種係」と「経済対策係」の2つに分かれている庁内組織を統合し、人員を増強のほか作業の効率化や迅速化を図ります。

センターの新設により市内での集団接種の早期実現を目指します。