26日までの1週間の栃木県内の感染状況をまとめました。

変異株の割合は直近の値で7割を超えていて、県内でも置き換わりが急激に進んでいます。

県内では5月20日から26日までの1週間で236人の感染が発表されました。

3週連続で200人を超え、依然として高い値で推移しています。

感染者の居住地別では宇都宮が80人で最多、次いで小山の46人、真岡の21人となっています。

変異株について、今月21日に県は1日あたりの発表分ではこれまでで最多となる57人から確認したと公表していて、この1週間での確認は前の週から58人増え157人となっています。

県が行っているスクリーニング検査で5月17日から23日の1週間の変異株の割合は70.5%で、前の週から17%ほど増え、県内でも急激に置き換わりが進んでいます。

最後に新型コロナウイルスのワクチンの接種状況は県の26日午後5時時点のまとめによりますと医療従事者で2回目の接種を終えたのは4万1,905人です。 

65歳以上の高齢者については1回目を4万1,255人に接種していて、2回目が終わっているのは2,242人です。

およそ55万5千人いる県内の高齢者全体の総接種回数でみた進ちょく率は3.91%となっています。

県は来月中旬にも県営の大規模接種会場を宇都宮市のとちぎ健康の森に開設します。

1日当たり最大1千人の接種を見込んでいて、希望する県民への接種は11月の完了を目指しています。