飲食店の認証制度 現地調査始まる
新型コロナウイルスの感染防止対策が適切に行われている飲食店を栃木県が認証する新たな制度が始まり、申請した店舗の現地確認調査が26日からスタートしました。
感染防止対策を適切に行っている飲食店を県が認証し公表する「とちまる安心認証」は5月17日から申請を受け付けています。
26日からは申し込んだ飲食店が基準を満たしているかを確認する現地調査が始まり、宇都宮市のホテルのレストランには調査員が訪れ、聞き取りをしながらチェックを行いました。
県が示す基準は38項目で、調査員はテーブルや座席の間隔が1メートル以上離れているかをメジャーで測ったり、実施している感染防止対策を掲示しているかを調べたりしました。
このレストランでは新型コロナウイルスが流行り始めた去年3月から、それまでの88席から50席に減らし、大皿から料理を取るビュッフェの営業をやめているということです。
25日までに155の店から申請があり、今後は提出されたチェックリストに基づいて県が認証を行い、適合した店舗にはステッカーが交付されます。