大規模接種センター設置へ 市町村長会議で知事
栃木県と県内すべての市長と町長が地域の課題について意見交換する会議が24日にリモートで行われ、新型コロナウイルスのワクチン接種などについて話し合いました。
会議はテレビ会議方式で行われ、市長選挙が行われたばかりの日光市を除く県内24の市町の市長と町長が参加しました。
この中で、ワクチン接種に当たる医療従事者の確保が難しい市町の支援のため、県が今月21日にスタートした医師や看護師などの資格を持つ人にメールアドレスを登録してもらい、市町の求人情報を配信する取り組みについて、24日午後2時までに医師が36件、看護師などは124件の登録があったことが報告されました。
一方、県が設置を検討している大規模接種センターについて福田知事は「開設の時期を含め一般の接種にも活用できるよう交通機関や駐車場などの利便性を考えて適切な場所に設置したい」と述べました。
来年、県内で開催が予定されている国民体育大会について、今年度各種目で行われるリハーサル大会の状況を踏まえて、今年秋にも感染防止対策のガイドラインを示すということです。