新型コロナウイルスの変異株の感染者が県内でも増えていることを受けて宇都宮市の佐藤栄一市長などは21日、市内中心部で感染拡大防止を呼び掛けました。

宇都宮市では21日、JR宇都宮駅や東武宇都宮駅前で佐藤市長をはじめ市の幹部や職員合わせておよそ20人が感染拡大防止を呼び掛ける3000枚のビラを道行く人たちに配りました。

ビラには「変異株は県外から持ち込まれる傾向にありあなたの慎重な行動が必要」などと書かれていて県外と往来する人などに向けて慎重な行動を呼び掛けています。

21日には県内ではこれまでで最も多い57人の変異株の感染が確認されました。

宇都宮市ではやむを得ず感染が流行する地域に出かけて戻ってきた市民に対し、5月24日から希望者へのドライブスルー方式での「変異株対応臨時PCR検査」を実施するなど変異株に対する対策を強化していきます。